ハシノフルサトカンワカサ

箸のふるさと館WAKASA

若狭塗箸の販売と箸研ぎ体験
ショッピング
  • 生活雑貨
エリア
福井県小浜市
最寄り駅
JR小浜線 小浜駅 から車で10分
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メッセージ
箸のふるさと館WAKASAは若狭塗箸発祥の地として、箸蔵神社をお祭りしています。
年一度、8月4日を箸の日として箸供養を行っていますので、不要になった箸等の供養に、ぜひ訪れてください。
また、館内には3000種類の箸の展示・販売の他、若狭塗箸・研ぎ出しの体験コーナーもあり。
若狭塗箸の奥深さを実感していただけます!

箸のふるさと館WAKASAの基本情報

スポット名 箸のふるさと館WAKASA
TEL 0770-52-1733
FAX 0770-53-0043
住所 〒917-0001
福井県小浜市福谷8-1-3
営業日
開館時間:
<平日・土曜日> 9:00~17:00
<日曜日・祝日> 9:00~16:00
休館日:
無休(但し、12/29~1/5は休みます)
HP http://www.wakasa-hashi.com/
駐車場 あり
備考 箸のふるさと館WAKASAは若狭塗箸発祥の地として、箸蔵神社をお祭りしています。
年一度、8月4日を箸の日として箸供養を行っていますので、不要になった箸等の供養に、ぜひ訪れてください。
また、館内には3000種類の箸の展示・販売の他、若狭塗箸・研ぎ出しの体験コーナーもあり。
若狭塗箸の奥深さを実感していただけます!*若狭湾の歴史的な一品
貝殻や卵殻を漆の中に埋め込んで、美しい海底の様を描き出したこの技法は若狭塗独自のスタイル。
そんな若狭塗の歴史と独創性を受け継いだ塗箸はその伝統を守るだけでなく、現代の食生活に応じた使い勝手をとても重視して作られています。まずは、若狭塗の歴史からゆるりとご探訪ください。
●若狭塗りのはじまり●
若狭塗は小浜藩の御用塗師「松浦三十郎」が支那漆器の一種存星をヒントに、海底の様子を意匠化して考え出したのがはじまりです。
江戸中後期にかけては若狭塗の黄金時代で、箔押し研出し技法(青貝・卵殻)、螺鈿以外にも蒔絵の技法も併用され、200種以上にも及ぶ塗手法が完成されていたと言われています。
 ※螺鈿・・・貝殻の内側の光る部分を花鳥等の形に切って磨き、
       漆器などの面 にはりこみ、飾りとするもの。
 ※蒔絵・・・漆で絵を書き、乾かないうちに金銀の粉をつけて、
       のちに磨いて光沢を出したもの。
●お殿様が1番のファン●
寛永11年(1634年)若狭の国に赴任した酒井忠勝が『若狭塗』と命名し、同時に藩を挙げて手厚く保護奨励しました。その惚れ込みようは、酒井家秘宝の漆芸とするだけでなく、他藩への技術流失を禁止したほど。
 承応2年(1653年)忠勝は塗師三十郎と木地師に、およそ7ヶ月間もの長期間、江戸表で細工をさせたとか。いわばこれは、天下に若狭塗を広めるためのデモンストレーション。この時の三十郎への褒美は銀2枚米納五俵ですが、万治2年(1659年)には扶持米を与えられるまでになりました。
●若狭塗にお椀がないのはなぜ?●
質素倹約を美徳とする徳川時代では、華麗な若狭塗りは一部の公家や武家、裕福な商家で使う調度品のみに扱われました。若狭塗に汁椀などの庶民的な生活道具がないのはそのため。
文久2年(1862年)皇女和宮が徳川家に御降家のお支度品の塗物はすべて若狭塗で整えられました。
●シーボルトも持っていた若狭塗●
シーボルト著「日本」に掲載されていたものと同じ花見弁当。江戸中期作のもので、若狭塗独特の松葉を使ったおこし模様が施されています。貝で描かれた鳳凰の酒入れが組み込まれていて、当時の風流な様子がうかがえます。
●古代若狭塗りの風流な文様●
模様の作り方はほとんどがおこし模様という方法で、貝や卵殻、松葉や紐を下地塗をした上において模様をつけていきます。そのまま塗り込んでいくものと、取ったその後の型に漆を重ねて凹凸 をつける方法があります。
*食膳を彩るおすすめ箸
お箸のふるさと館WAKASAは、木地、製造、小売りで形成される協同組合のいわばショールーム。3000種類ものお箸が展示即売されています。昔ながらの手法で丹念に作り上げられた逸品から、現代のモダンな食卓に応じた斬新なデザインのものまで、じつに多彩 なお箸が勢ぞろい。ここならライフスタイルに合ったお気に入りがきっと見つかります。
●本格的な一膳●
 古代若狭塗の手法を現代に蘇らせた逸品は、どんな本格的な器にもひけを取らない重厚な美しさがあります。
●フランス料理のテーブルにもしっくり●
 モダンな洋皿や銀のカトラリーが並ぶテーブルにも違和感なくなじむのも、幅広いデザインを持つ若狭塗箸ならでは。
●若いカジュアルな暮らしにもピッタリ●
 カジュアルなモーニングスタイルにもお箸がないと始まらないのが日本。若いポップなデザインが揃っています。
●中華料理は今や日本の家庭料理●
 日本の食卓に定着しつつある中華料理ですが、お箸はやっぱり日本のもの。どんな器にも豊富なラインでお応えします。
●おもてなしにはこだわりの一膳●
 おもてなしの席こそ自分のセンスをアピールしたいもの。お箸はこだわりのあるコーディネイトの決め手になります。
≪自分で作ってみませんか≫
●研ぎ出し体験コーナー●
 若狭塗の美しさは幾重にも塗り重ねられた色とりどりの漆と、そのなかに塗り込められた貝や卵の殻によって作られます。それらを丹念に研ぎ出す事で現れる層の重なりは、ひとつとして同じものはない手づくりならではの美しさ。
 箸のふるさと館WAKASAではそんな若狭塗ならではの醍醐味を、広く一般 の方々にも体験して頂こうと研ぎ出しコーナーを設置。世界でただひとつのお箸を、ぜひご自身の手で作ってみませんか。
●子ども創作箸●
 小浜市では21世紀の若狭塗を託そうと、地元の小学校、小浜・雲浜・西津の5年生に限り、「子ども創作箸」と代し毎年お箸の研ぎ出しコンクールを開催しています。子ども達の作品は、どれも若いはつらつとした感性に満ちたものばかり。その一部をご紹介しましょう。
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