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海の見える杜美術館

自然から学び、芸術文化を探求する。
文化・ミュージアム
  • 美術館
エリア
広島県廿日市市
最寄り駅
JR山陽本線 宮島口駅 から車で10分
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メッセージ
■開催概要

当美術館所蔵の『岩倉具視関係史料』が、「明治維新政治史研究のうえで学術的価値が高い」と評価され、重要文化財に指定されました。岩倉家に伝存したこの史料は、戦中戦後の混乱の中で所在不明となり、縁あって当館の所蔵となったものです。総点数1700余り、その約8割は未公開の新出史料です。本史料の中核をなすものが岩倉に送られた書簡と意見書・報告書類ですが、幕末の朝廷首脳部や有力諸候そして三条実美、大久保利通、木戸孝允、伊藤博文などの政府要人の自筆のもので、激動する政治や社会の核心に触れた内容豊かな歴史の証言です。同時にここから、さまざまな意見を受け止め、それらを調整しながら国家建設の舵をとっていった岩倉の姿が浮かび上がってきます。
 今回の展覧会では、平安遷都以来の新しい都「東京」が誕生したいきさつを明らかにした新史料など、通説の見直しに迫る重要史料を展示いたします。また、維新の三傑や薩長土肥四候の書簡を並べ、筆跡を見比べる試みも行っています。歴史の発見、歴史が書きかえられる、その現場にぜひ立ち会ってください。

■館長挨拶

海の見える杜美術館では、2005年9月のリニューアルオープン以来、様々な分野の収蔵品を数次にわたり展観してまいりましたが、おかげさまでいずれの展示展覧会も多数のお客様に御越しいただきました。
また、自然・人・文化の融和をテーマに設けられた美術館へのアプローチ、「杜の遊歩道」の整備も着実に進み、季節ごとに美しい花が咲きそろう憩いの場として開放され、皆様よりご好評をいただいております。
これもひとえに皆様方のご支援とご高配の賜物であり、心より厚く御礼を申し上げる次第です。
私どもは豊かな自然に恵まれた環境の中で、美術鑑賞を通じて皆様が芸術に対する理解を深められ、日常生活の中に潤いや安らぎを感じていただけるよう取り組んでまいりました。
今後はさらに芸術と文化に関する多彩な活動を積極的に進め、種々の情報を発信する拠点として社会的な役割を果たし、情操教育や学術研究への貢献はもとより、観光開発など地域活性の一助を担うべくたゆまぬ努力を続けていく所存です。
これからも、海の見える杜美術館をどうか宜しくお願いいたします。

海の見える杜美術館館長 梅本 道生

海の見える杜美術館の基本情報

スポット名 海の見える杜美術館
TEL 0829-56-3221
FAX 0829-56-0661
住所 〒739-0406
広島県廿日市市亀ヶ岡701
営業日
開館時間:
10:00~18:00 (入館17:30まで)
休館日:
9月2日~9月6日 展示替えのため休館
HP http://www.umam.jp/
駐車場 あり
備考 ■開催概要

当美術館所蔵の『岩倉具視関係史料』が、「明治維新政治史研究のうえで学術的価値が高い」と評価され、重要文化財に指定されました。岩倉家に伝存したこの史料は、戦中戦後の混乱の中で所在不明となり、縁あって当館の所蔵となったものです。総点数1700余り、その約8割は未公開の新出史料です。本史料の中核をなすものが岩倉に送られた書簡と意見書・報告書類ですが、幕末の朝廷首脳部や有力諸候そして三条実美、大久保利通、木戸孝允、伊藤博文などの政府要人の自筆のもので、激動する政治や社会の核心に触れた内容豊かな歴史の証言です。同時にここから、さまざまな意見を受け止め、それらを調整しながら国家建設の舵をとっていった岩倉の姿が浮かび上がってきます。
 今回の展覧会では、平安遷都以来の新しい都「東京」が誕生したいきさつを明らかにした新史料など、通説の見直しに迫る重要史料を展示いたします。また、維新の三傑や薩長土肥四候の書簡を並べ、筆跡を見比べる試みも行っています。歴史の発見、歴史が書きかえられる、その現場にぜひ立ち会ってください。

■館長挨拶

海の見える杜美術館では、2005年9月のリニューアルオープン以来、様々な分野の収蔵品を数次にわたり展観してまいりましたが、おかげさまでいずれの展示展覧会も多数のお客様に御越しいただきました。
また、自然・人・文化の融和をテーマに設けられた美術館へのアプローチ、「杜の遊歩道」の整備も着実に進み、季節ごとに美しい花が咲きそろう憩いの場として開放され、皆様よりご好評をいただいております。
これもひとえに皆様方のご支援とご高配の賜物であり、心より厚く御礼を申し上げる次第です。
私どもは豊かな自然に恵まれた環境の中で、美術鑑賞を通じて皆様が芸術に対する理解を深められ、日常生活の中に潤いや安らぎを感じていただけるよう取り組んでまいりました。
今後はさらに芸術と文化に関する多彩な活動を積極的に進め、種々の情報を発信する拠点として社会的な役割を果たし、情操教育や学術研究への貢献はもとより、観光開発など地域活性の一助を担うべくたゆまぬ努力を続けていく所存です。
これからも、海の見える杜美術館をどうか宜しくお願いいたします。

海の見える杜美術館館長 梅本 道生
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