３歳から６歳までの子どもの心と身体、知的発達は人間の一生の中で最もいちじるしい発達をする時です。子どもは日々成長する存在です。様々なことを経験する中で基本的な生活習慣を身に付け、色々と考え、体力も充実してきます。

　当園の子ども達は元気いっぱいです。春夏秋冬、晴れの日には、みんな元気に園庭で遊びます。先生も一緒に元気に遊び、共に笑い、楽しく話をします。

　各クラスの活動では興味や関心を持って取り組みます。工作などの活動では途中で諦めずに最後までやりとげることで達成感を味わったり、１つのことをみんなで力を合わせ、励ましたり、励まされたりして、完成させることに喜びを感じることを大切にしています。

　幼稚園の活動でも自然や季節を取り入れたことをしています。春はじゃがいも掘りや田植えをしたり、畑や野菜用の花壇にトウモロコシの種まきをしたり、トマト・キュウリ・ナスなどの苗を植えて栽培し、食べます。秋になると稲刈り、サツマイモ掘り、ダイコンの種まきと収穫や幼稚園敷地内の木々の落ち葉を使って焼きいもなどをし、子どもたちが自然にも教わりながら健全に育つことを目指しています。

　幼稚園の園庭にある大きなケヤキの木のように大地に強く根ざし、空に向かって大きく成長していく、そのような人間になってほしいと願っています。

せいか幼稚園園長　山　崎　節　子