岡山中央病院は、開設時から泌尿器科、産婦人科、透析部門を中心としてグループの理念である「患者満足の創造」を追求し、地域医療への貢献を目指して参りました。
現在は地域医療支援病院として、専門診療科による紹介型の外来と入院診療を行い、同時に救急告示病院として急性期医療を担っております。

機能分化と連携が重要視される今、地域と患者様に求められる病院として地域の一機能を担い、相互に自律した関係での連携が求められています。当院は臨床研修指定病院として医師を育てるという極めて大きい責任と、社会医療法人という認定を受け公益性の高い救急医療の提供を責務としております。加えて放射線がんセンターも稼働し、地域医療支援病院としての地域での役割を踏まえる中で、改めて今後のビジョンを明確にし、立ち位置の再認識とその中での貢献を目指して参ります。

診療と同様に当院では「あなたと共に」の精神で、行動では無く、患者さんに寄り添い、本気で気持ちを向けて関わることこそが支援であると認識し、スタッフの思いの原点として日々の現場で重んじております。

一人一人によって、「心を育て自分に恥じない生き方で人の役に立つ」ことを実践し、病院として世の中の理解と信頼を得るべく、安心度の高い誠実な病院を目指し、患者様が安心してご受診戴け、信頼の上でご紹介頂ける環境を常に研鑽して参る所存です。何卒御支援の程宜しくお願い申し上げます。

岡山中央病院　院長　岡部 亨