昭和50年4月に透析ベッド10床にて当地に人工腎センター開設。次第に増加する患者や慢性腎不全の合併症に対する対策が急務となり、昭和55年に『医療法人新風会丸山病院』を設立するに至りました。以後、東館、西館と2度にわたる病院拡張工事をおこない、また腎センターへの基礎作りのため診療科目を増やすなど、より一層の充実を図りました。

以後も増加する維持透析患者さんの受入体制を強化するため、平成10年2月に浜松市法枝町に「丸山クリニック（標榜科目：内科、消化器科）」を開設。平成15年12月には病院北館を増設し、透析ベッドの増加を図り、更には、入院療養環境の改善として、個室入院部屋を充実させ、急性期医療入院患者さんのニーズにも対応しております。

現在高齢者社会が進む中、通院困難な透析患者さんに対応するため「送迎」にも力を入れており、病院・クリニックともにリフト付送迎車輌にて透析患者さんの送迎を実施しております。

今後も社会情勢等を見極めながら、高度かつその時代にあった地域医療サービスを展開すべく努力を重ねていきたいと考えております。

今後とも、当院の運営にご理解を賜りますと共に、ご指導ご支援の程よろしくお願い申し上げます。

医療法人社団新風会丸山病院　　理事長 丸山行孝