昭和２１年に始まった小泉病院は、昭和３６年に精神科病棟を併設しました。それまでこの地域には精神の病を治す病院は無かったのです。社会へ出たい、周りの人と同じように生活したいと希望しながらも社会への道が開かれなかった方々に、小泉病院は一つの架け橋となりました。精神を病むことは特別なことではありません。誰もがなりうる病気だからこそ偏見をなくし主体的に生活できるよう治療を続けています。患者様の生活を支援していく上で、病院での治療と療養・福祉施設などの社会資源・地域やご家族とのつながりを大切にし、幅広いケアを行うことを目指しています。