～病院長ごあいさつ～

鳥取医療センターのホームページにアクセス頂き有り難うございます。
鳥取医療センターの生い立ちと地域医療における役割等を簡単にご紹介いたします。

鳥取医療センターは平成17年7月に市内岩倉の鳥取病院と西鳥取病院が鳥取市三津の地で統合してできた新病院です。両病院ともに厚生労働省の旧国立療養所を前身としています。当院の入院診療は一般精神、精神救急、神経難病、回復期リハビリテーション、重症心身障害、結核、一般、老人医療を行っています。

さらに平成22年より心身喪失等で重大な他害行為を行った者に対して行う医療観察法医療を行っています。外来では通常の一般外来とともに睡眠障害、てんかん、高次脳機能障害、発達外来、等の専門外来を設けています。
また診療機能だけでなく臨床研究にも積極的に取り組み精神・神経・発達障害の研究を行っています。

今急激な老齢化とともに認知症の急増、また自殺者が年間３万人を超える勢いで増え心の問題が深刻となり、さらに教育現場における学級崩壊やいじめ等、発育過程における環境変化等で子供の心身発達も大きな社会問題となっています。
当院は精神、神経、発達障害、老年を専門的に診療する施設としてこれらの問題にも積極的に取り組み、それらに関わる疾患の診断治療、さらには臨床研究開発に取り組んでおります。一般診療においては地域の多くの医療機関等の連携を密にして一人一人の患者さんに対応いたします。さらに全国にある多くの機構病院と連携を取りつつ、より高度な専門医療、臨床研究、教育研修、情報発信を行う所存です。

このホームページを御覧になり、施設に対する質問・疑問・相談・さらには当センターへの忌憚のないご意見・ご提言をどしどしお寄せ頂き、皆様と共によりよい鳥取医療センターを作って行きたいと思います。よろしくお願い致します。

独立行政法人国立病院機構鳥取医療センター 院長 下田 光太郎