～院長挨拶～

国立病院機構熊本南病院のホームページにアクセスして頂き有り難うございます。

　　「熊本南病院」は、熊本市の南、宇城市松橋町の国道３号線に沿った小高い丘陵地に位置し 、周囲は野鳥保護区に指定され、遠く不知火海を臨むことができる素晴らしい環境の中にあり ます。

　当院は、平成１５年３月に国立療養所三角病院と統合し、平成１６年４月１日から、「独立行 政法人国立病院機構・熊本南病院」となりました。
　これまで国立の医療機関が担うべき政策医療として、神経難病と結核を含めた呼吸器疾患に関する専門施設として機能してまいりました。
　神経難病については、平成２２年４月にこれまでの神経難病協力病院から神経難病『拠点病院』の指定を熊本県より受け、平成２２年７月に　『神経難病センター』を設立し、神経難病の診断・治療・研究、さらに在宅医療の推進にも取り組んできました。
　結核については、熊本県下唯一の結核専門医療機関として、予防・診断・治療・撲滅に取り組み、平成２３年４月に結核・がんを含む呼吸器疾患全般の包括的診療を行う事を目的に『呼吸器疾患センター』を開設いたしました。
　全国の独立行政法人国立病院機構病院１４４施設との連携をとりながら、１２診療科・病床数２５０床を有する宇城地域の基幹病院として、救急医療や生活習慣病、消化器、循環器疾患、各種がんの診断・治療など、一般医療をさらに充実させ 、地域の皆様に信頼される病院を目指しております。
　特に「がん」に対しては、外科治療、化学療法、緩和ケアを組み合わせて、患者さまに最適の集学的治療を行い、診断から終末期までの手厚い医療の提供を目指しております。
　現在の診療科は、内科、神経内科、呼吸器内科、消化器内科、循環器内科、血液内科、外科、呼吸器外科、整形外科・リハビリテーション科（休診中）、リウマチ科、放射線科、麻酔科の１３診療科で、救急指定を受け、救急医療にも積極的に取り組んでおります。
　そのほか、各種がん検診、人間ドック、健康診断など予防医学にも取り組んでおりますのでご利用下さい。
　また、地域医療の発展のために『医療連携室』を設けて医療ケースワーカー（MSW）を配置し、地域の医療機関、医師会、大学との連携を密接にするとともに、医師会のご協力を得て『開放型病院』として地域の皆様の『かかりつけ医』の先生方がいつでもおいでになれるシステムをとっております。

　私ども熊本南病院は、患者さまに優しく思いやりのある、安全で質の高い医療を提供する事を常に心がけ、職員一同一丸となって、皆様方に信頼され、満足いただける基幹病院を目指し努力して参ります。
　引き続き関連ページをご覧下さり、是非ご意見を頂ければ幸いです。

　ありがとうございました。

病院長　植川　和利