～トップメッセージ～

地域のために 未来のために

　平素より筑波銀行をお引き立ていただき、誠にありがとうございます。

　平成25年度の国内経済は、年度前半は日本銀行の「量的・質的金融緩和」の波及効果などにより家計や企業のマインドが改善し、個人消費等の内需を中心として景気回復の動きが広がりました。年度後半は、新興国の成長鈍化による輸出の伸び悩みが懸念されたものの、成長戦略による企業収益の改善に伴って設備投資の持ち直しがより明確になるほか、雇用および所得環境の改善や消費税率引き上げ前の駆け込み需要を背景に個人消費の底堅さが続くなど、生産・所得・支出の前向きな循環メカニズムが働くもとで景気回復の動きが確かなものとなりつつあります。

　今年度は、筑波銀行誕生5年目を迎える節目の年であると同時に、昨年スタートした第2次中期経営計画の中間年度として大変重要な1年であります。中期経営計画のコンセプトである「Rising　Innovation 　2016　～いつもあなたのそばに～」に基づき、「地域のために」「未来のために」のスローガンのもと革新的な取り組みを展開していくとともに、引き続き、地域復興支援プロジェクト『あゆみ』の着実な実践を通して、地域経済の持続的な発展に貢献してまいります。

　今後とも、より一層のご支援、お引き立てを賜りますようお願い申し上げます。

平成26年6月
頭取 藤川 雅海