カミノヤマジョウ

上山城

~風格と憧憬の天守閣 ここは悠久なる歴史の縮図~
文化・ミュージアム
エリア
山形県上山市
最寄り駅
JR山形新幹線・奥羽本線(山形線) かみのやま温泉駅 出口から徒歩12分
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施設案内
●上山城について
 上山城は、最上氏の最南端の城塞であり、米沢の伊達氏や上杉氏との攻防の舞台となりました。最上家改易の後は歴代藩主の居城となりましたが、城下町まで含めた諸施設が整ったのは土岐氏の治政下で、月岡・天神森にそびえる壮麗な城郭は「羽州の名城」として広く知れわたりました。しかし、元禄五年(1692)土岐氏の転封と共に、幕府により取り壊され、現在は堀跡や石垣が当時の名残をとどめています。
現在の上山は、映像など多彩な展示方法を取り入れた郷土歴史資料館です。

●かみのやま温泉の由来
 温泉で脚の傷を癒した鶴は、ひと声さけんで飛び立っていきました。
これを見ていた旅の僧・月秀(げっしゅう)は、鶴脛(つるはぎ)の湯と名付けました。いまから五百年あまり昔のことと語りつがれています。

※平成24年11月に1階展示室の一部を改装いたしました。階段を無くし、バリアフリーとなりました。

●蔵王修験の世界
*修験者 ・・・ 古代に忘れずの山と朝廷からあがめられていた蔵王山は、中世
        には修験の道を求める山伏たちの修練の場になりました。
*蔵王権現 ・・・ 役小角が修行中に感得したと伝えられ修験者の信仰の中心と
         なりました。
*清水の姥神 ・・・ 蔵王の登拝者に古くからあがめられてきた仙女像。

●上山の出土品
(掘り出した上山の歴史)
遠いはるかな先祖が、上山の地域に住みついてから六千年を超えることだろう。しばらくは、狩猟生活を続けたが、二千年ほど昔に稲作が伝わると居住が定着し生産も高まる。六世紀ごろ、この地の支配者は巨大な古墳を営むようになる。墳丘上に埴輪を立てたり、形を前方後円に整えた土矢倉古墳群は、日本海側で北限である。いわば、さいはてに咲いた「やまと文化」の花といえよう。
この花が実を結んで次の奈良時代には大陸風の窯が築かれ、須恵器・屋根瓦を焼く古代窯業の火がこの地に初めて燃やされる。
(山形県立米沢女子短期大学長)

●武士の台頭
文治五年(1189)源頼朝は、平泉の藤原氏や庄内の田川氏を討った。その後各荘園に地頭をおいたが、上山には五十嵐小文治を配したと伝えられる。延文元年(1356)北朝方の斯波兼頼が山形に入部、応永年間その曾孫満長が虚空蔵山に高楯城を築いて、上山氏(武衛氏)を称した。永正十一年(1514)伊達氏の攻略で義房は滅んだが、その子義忠は天文四年(1535)高楯城を奪回し、上山城を天神森(現在の月岡公園)に移した。慶長五年(1600)関が原合戦には、上山里見氏は最上義光氏と共に徳川方にくみし、上杉軍と戦った。元和八年(1622)最上氏は改易となり、松平丹後守重忠が上山城主となった。(郷土史研究家)

●城下町 上山のあゆみ
●地図で見る城下町 上山
ご利用案内
【入館料】
 *(大人) ・・・ ≪一般≫ 410円、≪団体(20名以上≫ 360円
 *(学生<高校・大学生>) ・・・ ≪一般≫ 360円、≪団体(20名以上≫ 310円
 *(小人<床・中学生>) ・・・ ≪一般≫ 50円、≪団体(20名以上≫ 40円
 *未就児 ・・・ ≪無料≫
※お体の不自由な方は裏の通用口よりご入館できます。
 (インターホンを押してください。)
※貸し出し用の『ベビーカー・車椅子』ございます。受付にお申し出ください。
※毎週土曜日は、小中学生の入館料が無料です。

上山城の基本情報

スポット名 上山城
TEL 023-673-3660
住所 〒999-3154
山形県上山市元城内3-7
営業日
開館時間:
9:00~16:45(最終入館)
休業日:
12/29~31
Twitter https://twitter.com/kaminoyamajou?original_referer=http://kaminoyama-castle.info/index.html&profile_id=603380509&tw_i=582710369124139008&tw_p=embeddedtimeline&tw_w=361735025768665088
駐車場 あり
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