皆さまには、平素より足利ホールディングスならびに足利銀行をお引き立ていただき、誠にありがとうございます。

当期のわが国経済は、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動などの影響が見られたものの、設備投資や公共投資が堅調なこと等もあり、緩やかな回復基調が続きました。栃木県経済におきましては、生産活動が緩やかに持ち直したほか、設備投資も底堅く推移しましたが、個人消費が力強さに欠ける等、回復テンポの鈍化が見られました。

このような環境のもと、当社グループでは、平成25年4月よりスタートした中期経営計画「チャレンジ120～創業120年に向けた果敢なる挑戦～」に基づき、主として株式会社足利銀行を通じた地域における円滑な金融仲介機能の発揮や、お客さまのニーズに応じた金融サービスの提供に努めてまいりました。

法人分野におきましては、お取引先との接点を強化するとともに、シンジケートローンや私募債、ＡＢＬ（動産担保融資）等の融資手法の活用もあわせ、円滑な資金供給に積極的に取り組みました。また、「あしぎんニュービジネス支援資金」の取扱いを開始する等により、創業・ベンチャー企業の支援に取り組みましたほか、“ものづくり”や“食”に関する展示・商談会を開催し、お取引先の販路拡大に向けた支援に取り組みました。

個人分野におきましては、投資信託や保険商品の拡充、少額投資非課税制度（ＮＩＳＡ）口座の獲得ならびに利用促進に向けた取組みを行いましたほか、住宅ローン・アパートローンの推進、新たなフリーローン商品の導入等による無担保ローン商品の充実をはかりました。

店舗チャネルにつきましては、平成26年11月に小山南支店ならびに小山ローンセンターを新築移転いたしました。

こうした取組みの結果、平成26年度における当社連結の当期純利益は、業績予想どおりの170億円となりました。

平成27年度におきましては、地方創生に貢献するため、金融面のほか、コンサルティングやシンクタンクなど、当社グループの持つ機能・ノウハウを最大限に発揮し、積極的な推進・支援に取り組んでまいりますほか、改正会社法の施行や、コーポレートガバナンス・コードの制定を踏まえ、経営管理態勢のさらなる強化、向上に努めてまいります。

また、平成27年10月1日には、足利銀行が創業120周年を迎えます。これもひとえに、株主の皆さまならびに地域のお客さまのご支援の賜物と心より感謝申しあげます。引き続き皆さまのご期待にお応えできるよう、役職員一同全力を尽くしてまいりますので、今後とも一層のご支援を賜りますようお願い申しあげます。

平成27年7月

▲ためる・そなえる
各種預金商品、保険などの幅広いラインナップで、お客さまの資産運用をお手伝いいたします。
　●総合口座
　●定期預金
　●積立式定期預金(ライフマップ)
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　●決済用普通預金
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▲ふやす
　●投資信託　●資産運用プラン「ゆめ・かなえ・たまえ」
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▲かりる
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▲便利につかう
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▲効率化サポート
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