新潟大学医歯学総合病院　消化器・一般外科に20年勤務し、食道、胃、十二指腸、小腸、大腸、肛門疾患および肝臓、胆道、膵臓疾患の内視鏡治療及び手術治療に携わってまいりました。
20代は県内外の県立病院、厚生連系の病院を中心に地域医療に従事し、31歳時に京都大学医学部付属病院移植外科で肝臓・小腸移植を、35歳でアメリカのフロリダ州　Mayo Clinicへ留学し、肝臓・膵臓移植の勉強をしてまいりました。また、大学病院時代は、救急科専門医を取得し、大学病院の救急医療の現場にて、消化器系の疾患はもちろん、肺炎などの呼吸器疾患、高血圧、心筋梗塞などの心臓疾患、脳梗塞、脳出血などの脳血管疾患から外傷まで、多岐にわたる疾患の治療にあたってまいりました。
最新、最高の医療を提供することを心がけた大学病院時代、少なからず思うことがありました。それは、患者さまの求める医療は、同じ病気を患っているとしても、ひとりひとりの身体、生活背景、環境によって違うということです。
当院では、患者さまの話に耳を傾け、価値観を尊重し、カラダの病気はもちろん、ココロも元気になってもらえるよう治療にあたります。
これまで培った知識、経験を生かして地元の皆様のお役にたてるよう励んでまいりたいと思っております。

院長 山本 智（さとし）

■内視鏡診療
・胃カメラ（上部内視鏡検査）
逆流性食道炎、胃・十二指腸潰瘍、胃がんなどの診断と治療を行います。当院では、まずは負担の少ない経鼻内視鏡を行い、必要な場合に限り、経口内視鏡を考慮することにしております。

・大腸カメラ（大腸内視鏡検査）
― 大腸ポリープ、大腸がん、炎症性腸疾患（潰瘍性大腸炎など）の診断と治療 ―
大腸カメラを受ける最大の目的は、大腸ポリープ（ごく早期の大腸がんを含む）を早期に発見し、早期に治療することです。大腸ポリープには、前がん病変である腺腫といわれるポリープが多く、切除することによりがんを予防することが可能です。
大腸がんは加齢とともに発症リスクは高くなり、60歳代から70歳代で最も多く発症しています。ですから、40歳以上の方は、一度は、大腸カメラの検査を受けられることをお勧めします。

■肝臓内科診療
「沈黙の臓器」と言われる肝臓は、病気になってもはっきりとした自覚症状が少ないため、定期健康診断などで初めて肝機能異常を指摘されることが多いです。症状がないからといって放っておくと、症状が出現したときには、肝硬変や肝ガンといった重篤な事態になっている可能性があります。

■移植医療相談
当院では、肝臓移植・膵臓移植・小腸移植のご相談をお受けいたしております。

■禁煙外来
2006年から、保険診療において喫煙習慣をニコチン依存症として治療することが認められました。禁煙の確立を上げるために、医師と相談しながら行うことをお勧めします。

■緩和ケア・在宅医療
往診による経管栄養や静脈栄養などの在宅栄養管理、床ずれの処置などもご相談頂ければ、対応させていただきます。各種鎮痛剤などの処方も可能です。

◎各種ドック、予防接種も行っております。