南河内診療所は、地域の皆さんが健康に心配を感じた時、まず最初にご利用いただく窓口です。
日常的な疾病の治療や慢性疾患の医学管理を行い、病状や見通しをご説明し、内科かかりつけ医として、患者さんがご自分の生活を見直し、暮らしを考えていくお手伝いをします。
また、必要な場合には信頼できる病院や専門医をご紹介し、最適な医療が利用できるよう仲介役を務めたいと考えています。

【超音波検査（心血管・腹部）】
◎腹部の超音波検査
探触プローブを皮膚に当てるだけで、何の副作用もなく肝臓・胆のう・膵臓・脾臓・腎臓・膀胱・前立腺・大血管 など腹部臓器の様々な疾患を診断することができます。
◎心臓の超音波検査
心臓の形や動きをみる断層心エコーや心臓内血流を色彩表示するカラードプラー法で心臓病を診断します。
◎血管・甲状腺・筋肉
超音波を使って、頸動脈などの動脈硬化症の程度を判定したり、甲状腺疾患や体表部の腫瘤を診断します。

【全身X線CT撮影】
X線CTは、あらゆる領域における多種多様な疾患のスクリーニング検査や精密検査として、何の苦痛もなく短時間で実施することができ、しかも 非常に多くの病変情報を得ることができることから、超音波検査と共に 最も多用されている画像検査です。

【動脈硬化診断】
全身の動脈硬化の進行具合を調べたり、閉塞性動脈硬化症（動脈が細く詰まり、血液が流れなくなる病気）のスクリーニングに用いられます。
この検査によりPWV（脈波伝搬速度）とABI（足関節／上腕血圧比）を測定し、動脈硬化の程度を数値化し、脳出血や脳梗塞、心筋梗塞に罹患する危険度を診断することができます。
検査の方法は、両腕と両足首の4ヶ所で血圧を同時に測定し、胸に心臓の音を記録するマイクをつけるだけなので、決してつらい検査ではありません。