皆さんは、コンニャクがどのように造られるかご存知でしょうか？
コンニャクは、コンニャクの芋を蒸してすり潰し石灰水（アルカリ水）を混ぜて煮込むと固まりコンニャクになります。現在は凝固剤として石灰を使用しますが、昔はわらを燃やした炭を水に溶かし、ろ過したものを凝固剤として使用していました。
コンニャクの芋は、非常にエグみが強く、とてもそのままでは食べることは出来ません。私も一度生のままかじった事がありますが、半日ぐらい喉の奥がイガイガして大変でした（＊ ＊）
このような芋を1000年以上前の人は灰汁を混ぜてエグみを取り除き食用に考えたのです。今、何の知識も無くコンニャクイモを私の前に出されても、そんな食べ方は全然思いつきません。昔の人には感心させられます。

＋ 素材と技に対するあくなき追求 ＋
蒟蒻の命はツヤとねばり。私たちは、昔ながら受け継がれてきた職人技による手づくり製法で、味しみが良く、ツヤとねばりと歯ごたえのある美味しい蒟蒻づくりにこだわってきました。
使用する原料にも気を配り、100%国内産であることはもちろん、最高級の和玉を特に多く使用。
有機栽培の生芋蒟蒻に関しても契約農場から厳選した原料だけを使っています。
そしてさらに、私たちの蒟蒻づくりに欠かせないのが、伊吹山系の雪どけ水を腹流水とする良質の水。これらの条件が見事に調和した時、誰にも真似のできない素晴らしい商品が誕生するのです。
経済の高度成長で量産化が主流の昨今ですが、いつの時代も昔ながらの美味しさを提供したいという谷田商店の姿勢を支持していただけるお客様も多く、東海郵便局からは「ふる里小包推奨品」の栄誉をいただいております。

＋ 万全の衛生管理が行き届く工場 ＋
製品を美味しく仕上げることは当たり前。その美しさをいかに安値で、しかも安全に各家庭の食卓にお届けできるか。
それを私たち谷田商店は常に考え、伝統の職人技で仕上げる手づくり蒟蒻はもとより、工場出荷製品すべてに万全の衛生管理をこころがけています。
また、コストパフォーマンスを高めるために生産工場の設備投資も継続的に実施。ムリとムダのない生産体制で、リーズナブルな製品づくりに日夜取り組んでいます。