カブシキガイシャアサビラキ ホンシャ

株式会社あさ開 本社

盛岡市にある創業149年の酒蔵
企業・事務所
  • 醸造
  • 製造業
エリア
岩手県盛岡市
最寄り駅
JR東日本東北本線 仙北町駅 から車で約6分
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―杜氏あいさつ―
南部杜氏の故郷として知られる岩手県紫波郡に生れ、18歳の時に親戚のつてを頼って千葉県の酒蔵に出稼ぎして以来、半世紀にわたって酒造りに携わる。
全国各地の蔵でその腕を磨き、1984年よりあさ開の杜氏に就任。
平成17年度に厚生労働省の「特定技能者表彰制度(現代の名工)」選出。
『酒造りは農業。手間暇を惜しんではいけない。』と語り『常に基本に忠実である事』がモットー。
―酒づくりの基本は・・・―
米づくりをしながら、農閑期に酒蔵に出稼ぎに出るというのが、昔からの南部杜氏の姿でした。私も、周囲の習慣に習って、 千葉の酒造会社に出稼ぎに出たのをきっかけに、半世紀近く酒造りを続けているわけですが、酒造りの基本は、人力であろうが、機械であろうが今も昔も変わり ません。
「1麹、2もと(酒母)、3造り(もろみ)」と言う言葉があって、酒造りを左右する大きな要素になっているんですが、最初の工程である麹づくりはもっとも 気の抜けない作業で、2昼夜が勝負。温度、湿度などの環境によって変化を重ね、ひとときも休むことなく発酵の度合いを変えていきます。たった2昼夜で全ての味に影響を与えてしまうなんて、酒はほんとうに生き物という言葉がピッタリです。
―岩手の酒を岩手の米で―
基本となるのは原料の米もそうです。酒造好適米の中で、兵庫県の「山田錦」にかなう米は無いんですが、収穫量も少なく、 岩手では以前は手に入れることは難しかったんです。そこで岩手で酒に適した米を栽培しよう、と様々試験栽培した中で、長野が原産の「美山錦」を岩手で栽培 することに成功しました。
その後、岩手で開発した米、独自の酵母による酒が出来ないかと、研究を重ね、その願いが8年越しで実を結んだのが、岩手県産酒造好適米 「吟ぎんが」です。50%まで丹念に精白して爽やかな香りと軽快な飲み口が特徴で、大変好評をいただいています。これからは「山田錦」を超える米・酒造りが目標になります。
―日本酒は楽しく、美味しく―
最近は、若い世代で日本酒を楽しむ人が減っていますが、もっと多くの人においしい日本酒の味を知ってもらいたいと思って います。日本酒は一般的に、次の日に残りやすいとか、酔いやすいといわれてますが、適度に飲めば健康によいものですし、最近ではお肌に良いと、女性に注目されていますよね。 あさ開では、純米酒をベースとした「和のリキュール」を数種類造っておりますが、「豆乳で造ったお酒」のように若い方のみならず年配の女性にも好まれるコクのある味など、多様化するニー ズにお応えしていきたいと思っています。 ぜひ、食事や、会話を楽しみながら、お酒の味も楽しんで欲しいですね。

株式会社あさ開 本社の基本情報

スポット名 株式会社あさ開 本社
TEL 019-652-3111
住所 〒020-0828
岩手県盛岡市大慈寺町10-34
営業日
営業時間:
8:30~17:30
定休日:
土曜・日曜・祝日
HP http://www.asabiraki-net.jp/
駐車場 あり
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