モリタミシュゾウホンケ

森民酒造本家

酔の都 仙台の活きづく地酒蔵
文化・ミュージアム
  • 工場見学
エリア
宮城県仙台市若林区
最寄り駅
仙台地下鉄南北線 五橋駅 から徒歩5分
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メッセージ
酒の成分のうち、およそ80%は水です。さらに15%前後がアルコールで、実質的な味のバランスは残り5%で決まります。このたった5%に昔から蔵人たちは最高のバランスを追い求め、この5%のなかに今でも僕たちは、僕たちの個性を探し続けております。もっとつきつめれば、蔵が醸し出す個性というのはコンマ数%の世界でしょう。どんなに計算しても、どんなにデータをかき集めてみてもこの5%の、さらにほんのコンマ数%の世界は僕たちには果ての見えない広い世界です。でもこの世界は厳しい反面、時々とても魅力的な風景を僕たちに見せてくれることもあります。だからこそやめられない仕事ですし、そしてこれからも僕たちは何十年と挑戦し続けていきたいと思います。
是非一度僕たちのお酒を飲んでみてください。そして僕たちの個性を感じてみてください。おひとりおひとりの好き嫌いはありますから当然いい感想悪い感想様々でしょう。ただその感想をどういう形であれお伝えください。その声がコンマ数%の世界でもがいているときの抜け出すヒントになります。さらに広い世界に向かう後押しの力になります。
みんなの声とともに造り上げていく僕たちのお酒が、みんなのライフスタイルの中でいくらかのくつろぎの時間をご提供できることをお祈りいたします。
 【森民酒造本家】 森 徳英
≪当蔵の歴史≫
弘化年代に岩手県紫波の谷地館庄から単身仙台にやってきた初代森民蔵。当初南部地方伝統の甘酒を仕込み、町を行商して歩きながら蓄えに努めて参りました。当時伊達藩の麹の専売を一手に任されていた御譜代町荒町一帯が、非常に清らかな水が沸く土地ということで清水小路と呼ばれており、民蔵は嘉永2年(1849年)この地に森民酒造店を開きました。行商時代、民蔵が必ず立ち寄っていたところの一つに北山の江巌寺がありました。
民蔵はこの寺の住職の説話を聞くことを日課としており、今でも当家の家訓にその当時の話が幾つか残っております。この江巌寺には当時、秋になると香り豊かな菊の花が綺麗に咲き誇っておりました。江巌寺の「菊」と、荒町のほとりを流れる清流広瀬川の「川」を取って「菊川」と命名した酒は、民蔵出身地、南部地方から呼び寄せた蔵人たちとともに精魂込めて仕込みつづけた甲斐もあって、明治28年には、東北で一番、全国でも8番目と数えられる銘柄になりました。
当時から脈々と引き継いできた伝統の技術、そして最高の原料を用いて、昔ながらの芳醇な味わい深い風味が酒の中に今でもしっかりと生きております。

森民酒造本家の基本情報

スポット名 森民酒造本家
TEL 022-266-2064
住所 〒984-0073
宮城県仙台市若林区荒町53番地
営業日
営業時間:
お問い合わせ下さい
定休日:
お問い合わせ下さい
HP http://moritami.jp/
備考 酒の成分のうち、およそ80%は水です。さらに15%前後がアルコールで、実質的な味のバランスは残り5%で決まります。このたった5%に昔から蔵人たちは最高のバランスを追い求め、この5%のなかに今でも僕たちは、僕たちの個性を探し続けております。もっとつきつめれば、蔵が醸し出す個性というのはコンマ数%の世界でしょう。どんなに計算しても、どんなにデータをかき集めてみてもこの5%の、さらにほんのコンマ数%の世界は僕たちには果ての見えない広い世界です。でもこの世界は厳しい反面、時々とても魅力的な風景を僕たちに見せてくれることもあります。だからこそやめられない仕事ですし、そしてこれからも僕たちは何十年と挑戦し続けていきたいと思います。
是非一度僕たちのお酒を飲んでみてください。そして僕たちの個性を感じてみてください。おひとりおひとりの好き嫌いはありますから当然いい感想悪い感想様々でしょう。ただその感想をどういう形であれお伝えください。その声がコンマ数%の世界でもがいているときの抜け出すヒントになります。さらに広い世界に向かう後押しの力になります。
みんなの声とともに造り上げていく僕たちのお酒が、みんなのライフスタイルの中でいくらかのくつろぎの時間をご提供できることをお祈りいたします。
 【森民酒造本家】 森 徳英
≪当蔵の歴史≫
弘化年代に岩手県紫波の谷地館庄から単身仙台にやってきた初代森民蔵。当初南部地方伝統の甘酒を仕込み、町を行商して歩きながら蓄えに努めて参りました。当時伊達藩の麹の専売を一手に任されていた御譜代町荒町一帯が、非常に清らかな水が沸く土地ということで清水小路と呼ばれており、民蔵は嘉永2年(1849年)この地に森民酒造店を開きました。行商時代、民蔵が必ず立ち寄っていたところの一つに北山の江巌寺がありました。
民蔵はこの寺の住職の説話を聞くことを日課としており、今でも当家の家訓にその当時の話が幾つか残っております。この江巌寺には当時、秋になると香り豊かな菊の花が綺麗に咲き誇っておりました。江巌寺の「菊」と、荒町のほとりを流れる清流広瀬川の「川」を取って「菊川」と命名した酒は、民蔵出身地、南部地方から呼び寄せた蔵人たちとともに精魂込めて仕込みつづけた甲斐もあって、明治28年には、東北で一番、全国でも8番目と数えられる銘柄になりました。
当時から脈々と引き継いできた伝統の技術、そして最高の原料を用いて、昔ながらの芳醇な味わい深い風味が酒の中に今でもしっかりと生きております。*手造り一筋
 創業以来、手造りの伝統を生かした南部杜氏による酒造りを続けております。いい米といい水と、杜氏の腕と熟練の勘、気象の影響をどう読むかが勝負です。
*その味わい
 手造りならではの、日本酒本来のコクと芳醇で味わい深い風味を備えております。中でも、純米酒は県内の草分けであり、最高の原料に、蔵人の技術を加えて造りあげた逸品です。
*良い米と、良い水と
 米は当県産の酒米「蔵の華」を始め東北の酒米を用い端麗で旨みを備えた酒を目標としています。その純米大吟醸は高精白した「山田錦」「美山錦」に杜氏が丹精を込め、清流広瀬川の満々と流れる水、豊かな環境に育まれ、まろやかでさわやかな美味しい酒が醸し出されます。
*歴史の香る、仙台荒町
 仙台城下の職人町であった荒町は、多くの麺屋が軒を連ねていました。代々この地に住んでいる人が多く「どんと祭」を始め、昔ながらの行事を大切にしております。8月始めの夏祭りには、毘沙門天で「星空コンサート」が行われ野外クラシックを聴きつつ、蔵で酒談義を楽しめます。
≪商品紹介≫
●純米大吟醸
 宮城県一迫町産の山田錦を使用した純米大吟醸です。フルーティーな吟醸香と米の旨みが際立ち、後味はスッキリとキレのある味わいに仕上がっております。(やや辛)
●純米大吟醸
 杜氏が仕込むのに最も得意としているのがこの美山錦。やわらかく程よい甘みのある味わいが特徴です。(やや甘口)
●蔵の華純米吟醸
 宮城県の酒造好適米の蔵の華を使用したお酒です。程よい香りとサラリと入り込む味わいのバランスの良さが特徴です。海鮮類等との相性が抜群です。(やや辛口)
●美山錦特別純米酒
 スッキリとした酒質の中に、しっかりとしたコクを感じる純米酒。食中酒として最もお薦めする商品です。常温やぬる燗で更に米の旨みが冴え渡ります。(辛口)
●本醸造にごり酒(※冬季限定販売)
 トロリと濃厚で甘い味わいのにごり酒は冬季だけの限定商品。人肌程度のぬる燗にしても美味しくいただけます。(甘口)
●本醸造辛口原酒
 酒精度数20度、日本酒度+20を超える東北一の超辛口清酒を自負するのが、この本醸造辛口原酒。辛いだけじゃなく、米の旨みもしっかり残した、オンザロックもおススメのお酒です。(超辛口)
●小粋なすずめ
 仙台の米と広瀬川の伏流水を使い仙台の蔵元が醸す純米酒です。軽めでスッキリとした味わいは飲み手を選びません。(辛口)
●純米酒
 宮城純米造りの先駆蔵である森民酒造本家のレギュラー純米酒です。冷やして良し、燗にして良しの飲み飽きしない昔ながらの辛口純米酒です。(やや辛口)
●本醸造
 軽快な味わいで、後味のキレがよい本醸造の辛口タイプ。県内の飲食店のご主人達にも人気があり、料理との相性も抜群です。(辛口)
●普通酒(佳撰)
 普段飲み用としてオススメするのがこのお酒。弊社杜氏の晩酌酒でもあり、コストパフォーマンスに富んだ一品です。(やや甘口)
●純米大吟醸生原酒
 新酒ならではのフレッシュな酸味とメロンを連想させるような華やかな吟譲香が特徴で、生特有の膨らみある柔らかさが人気の限定生酒です。(要冷蔵)
●仙臺物語
 地元の原料にこだわって仕込んだ純米酒。スッキリと飲みやすい味わいは笹かまや牛タンなど地元の名物と一緒にお楽しみ戴きたいお酒です。
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