弊社は1921年（大正10年）の創業以来90余年、養鶏・養豚・養牛関係の機器製造に携わり、日本中の畜産農家の皆様に最先端かつ信頼性の高い機器を提供してまいりました。
畜産業は生きた動物を扱う仕事ですから、毎日の給餌、畜産施設の清掃、生体の健康管理が欠かせません。
弊社は畜産機械製造業のパイオニアとして、畜産農家のニーズに対応し、ブロイラー平飼用自動給餌システム、肥育牛・酪農用自動給餌システム、養豚用自動給餌システム、飼料を搬送するコンベヤー、各種自動給水システムを自社開発、自社製造、自社販売してまいりました。
近年は、豚舎を清潔に保つピットクリーナーや洗浄ロボット、鶏舎、牛舎、豚舎の施設環境を快適にする全自動空調環境機器システム、採卵養鶏企業のための自動集卵装置など、畜産農家の省力化に役立つロボットや全自動のトータルシステムも開発しております。
1998年、畜産設備業界で初めて国際品質管理規格であるISO9001の認証を取得し製品の品質向上に努力しており、日本各地の拠点、協力会社によるアフターサービス網を持ち、製品の故障・トラブルへの即日修理対応を目指し、お客様満足度向上に努めております。
畜産農家、食品業の皆様へ、日ごろ何か面倒と感じていること、困ったことなどありましたら、ぜひ弊社に内容をお聞かせ下さい。

●お客様の声をカタチに
中嶋製作所は機械製造業に属しておりますが、そのフィールドは農業（畜産業）です。作り手側の一方的な理論は通用しません。
動物を飼育する現場において、私たちの提供する設備機器がいかに有効に機能するか、そのカギは私たちがいかにお客様の声に対して真摯に耳を傾けるかにかかっています。
そしてその姿勢は90年前の創業以来一貫して守りつづけてきた私たちの姿勢です。

●万全のアフタサービス
畜産機器はお客様毎に使用状況が全て違うばかりではなく、過酷な条件で長く使用されるケースが多いだけに、当社ではアフタサービスを最重点のテーマとして捉え、使用状況に合わせ全社的に対応できる体制を堅持しています。
動物を扱う仕事に関わっているという意識を強くもち、現場の状況に応じた素早いアフタサービスが中嶋製作所の伝統です。

●積み重ねられた「確かな技術力」
「技術力」を支えるのは人。そして年月とともに積み重ねられるもの。中嶋製作所の長い歴史の中で培われたゆるぎない技術力が現場における商品の信頼性を支えています。

■養鶏
「卵は物価の優等生」とよく言われます。太平洋戦争後、ほとんどの物の物価は大きく上昇しているにもかかわらず、鶏卵だけはほぼ価格がそのままであったことから言われている言葉です。
これはひとえに養鶏農家が規模拡大、品種改良、衛生管理など大変なご苦労をしてきた結果ですが、弊社の自動給水システム、自動給餌装置、飼料タンクからエサを運ぶ自動搬送コンベヤーもブロイラーなど養鶏農家に喜ばれております。
鶏舎の空気や温度を管理する「全自動空調環境機器」、産卵後の鶏卵を自動で集める「集卵システム」は１、２段ケージ用エコノミー型から大規模農家用のエレベーター型まで各種取り揃えています。

■養豚
豚はみかけによらず神経質。
環境によるストレスを受けやすく、劣悪な環境は肉質に影響を及ぼします。豚舎の除糞作業は中嶋製作所の「ピットクリーナー」と「洗浄ロボット」に、新鮮な空気と心地よい温度は、空調環境機器システムにお任せ下さい。
養豚用自動給餌の「トンフィーダー」、給水器など、養豚農家に便利な各種機器を取り揃えています。
そして、養豚給餌と科学的に分析し一頭ごとに定量を自動給餌するコントロールフィーダーを導入すれば、飼料代の節約にもつながります。

■養牛
輸入牛肉の関税引き下げは時代の流れ。
国産牛に求められるのは、良い品質と安全性です。
最適な餌を飼育する牛の要求に合わせて与え、安全で良い肉質の牛を生産する。このような課題を持った畜産農家のお手伝いをするのが、ナカマチック・ビーフフィーダーシステム機器です。
牛１頭１頭の付加価値を向上させる単頭・定量・多回数給餌システム、１棟の牛群を均一で同一な肉質に肥育する群飼不断給餌や定量給餌システム、より精密な飼料給餌用のビーフコントロールフィーダー、粗飼料混合飼料が給餌できる酪農用デーリィマンフィーダーなどを取り揃え、厳しい時代を生き残るために中嶋製作所がお力になります。

■畜産共通機器
養鶏・養豚・養牛、どこにでも使える畜産共通機器も多数そろえています。
飼料を搬送するベルトコンベヤー、飼料の計量装置、施設の空調設備や暖房機器、などどれも畜産業に必要なものをご用意しています。