当店では、江戸時代（寛政5年）よりの創業で神具･仏具の製造販売･修理に携わって参りました。初代より、常に時世の変化に伴い、新しいものを取り入れながら、古き・良き伝統をしっかりと受け継いできました。
　情報時代の作今、良い製品のご案内・販売はもとより、ご本尊・お位牌、その他仏具・神具の塗り替え・修理のご相談も受け賜っております。

　今後とも、末永くお引き立ての程、よろしくお願い申し上げます。

【御仏壇】
御仏壇とは、ご本尊を祀り、そばに故人のお位牌置かせてもらい、供養するための壇です。
■唐木仏壇　…銘木である黒丹・紫丹・鉄刀木などを材料とし仕上げた仏壇
■金仏壇　　…漆を塗り、金箔、金粉を施し仕上げた仏壇
■家具調仏壇…近年の住宅事情に合った、フローリングの洋間や皆が集うリビングなどに置きやすいタイプの仏壇。

【御位牌】
　御位牌はサイズ、デザイン、色、仕上げ方、材など様々な種類がございます。サイズは戒名の入る札板部分の高さを尺寸法で表記しています。
　デザインは伝統的な「春日」「勝美」「角切葵」「猫丸」といった種類があります。ご先祖様の御位牌が既にある場合、その御位牌より大きくならないように注意しましょう。

【仏像】
　各宗派の御本尊様取り揃えております。材質は、桧、柘植、楠、伽耶、白檀等々になります。仕様は木地彫り、彩色仕上げ、純金肌粉仕上げ等々になります。サイズも色々ございますが、お仏壇の造り、大きさに合わせてお祀り下さい。
　どのような御本尊様を用意すればいいかは、色々規定を定めている宗派もあるので、菩提寺様に確認をするのがいちばん良いでしょう。

【お念珠】
　宗派を問わず持てる略式念珠として、男女でこの片手念珠が多く持たれています。宗派により使うものが異なる場合がございます。わからないようでしたら、お気軽にお声掛けください。

【寝かせる線香皿】
　お仏壇の前で使用する寝かせる線香皿です。蓋を使用すれば灰の飛び散りも気になりません。大小共に、特殊な網を使用しているため、1本でも燃焼し、消えません。サイズ展開は2種類のサイズでご用意となります。
●大（65×198×40）
●小（58×127×35）

■天台宗の方が持つ念珠
　天台宗の方は得度を得た方のみ正式念珠をお使いになるケースが多く、一般の方は基本的に略式念珠か宗派共通の二輪数珠【振分】を使います。

■臨済宗の方が持つ念珠
　臨済宗の方は、略式の片手念珠か臨済宗の正式念珠である【看経】、または宗派共通の二輪数珠【振分】を使います。

■曹洞宗の方が持つ念珠
　曹洞宗の方も臨済宗と同様、略式の片手数珠か曹洞宗の正式念珠である【看経(輪入り)】、または宗派共通の二輪数珠【振分】を使います。

■浄土宗の方が持つ念珠
　浄土宗専用の正式念珠である【日課念珠】を基本として、略式念珠、略式片手念珠、宗派共通の二輪数珠【振分】もお使いいただけます。

■浄土真宗の方が持つ念珠
　浄土真宗の一般男性は基本的に略式片手念珠を使います。房は主に紐房(打紐)になったタイプが主流です。浄土真宗の正式念珠【門徒】もご使用頂けます。

■真言宗の方が持つ念珠
　真言宗の一般在家の方は、宗派正式の【振分念珠】か略式片手念珠を使います。※真言宗の正式念珠【振分】は、日蓮宗以外の宗派で共通して使います。

■日蓮宗の方が持つ念珠
　基本的に、日蓮宗正式の法華念珠をお求め下さい。一般的には【二双半法華】を使われる方が主ですが、より大きいサイズの【三双法華】もご使用頂けます。房色はお好みでお選び頂けますが、『日蓮正宗』の方は白房に限られます。