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酒井医院
皮膚科・内科・小児科
病院・医療
- 小児科
- 皮膚科
- 内科
- エリア
- 長野県東御市
- 最寄り駅
-
しなの鉄道しなの鉄道線 田中駅 から徒歩10分
東御市役所から徒歩15分
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医院案内
■診療科目:皮膚科・内科・小児科
■院長:医学博士・酒井康弘
■院長:医学博士・酒井康弘
酒井医院の基本情報
スポット名 | 酒井医院 | ||||||||||||||||||||||||
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TEL | 0268-64-3170 | ||||||||||||||||||||||||
住所 |
〒389-0516 長野県東御市田中800-51 |
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営業日 |
△=14:00~17:00
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HP | http://homepage2.nifty.com/fwkx2334/link41.htm | ||||||||||||||||||||||||
備考 | ~乾燥肌(ドライスキン)について~ ■皮膚のうるおい 健康でうるおいのある肌は、皮膚表面の角質層に水分がしっかりと保有されている状態で、外からの刺激を防御し、体内の水分が失われないようにするバリア機能がある。皮膚最上部にあるケラチン蛋白を含む角質層が防波堤となり、外からの異物をシャットアウトし、皮膚表面を覆っている弱酸性の皮脂膜が細菌の繁殖を抑えている。健康な皮膚は角質細胞間に脂質(セラミド、脂を含んだ水分)が含まれ、この水分を逃がさないように皮脂膜が皮膚表面を覆っている。皮脂膜は毛孔と呼ばれる毛穴から分泌される皮脂と、汗腺から出る汗が混じり合ってできる薄い膜で天然のクリームとも呼ばれ、皮膚を保護する。 皮膚のうるおいは皮脂(皮膚表面の脂膜)、天然保湿因子(アミノ酸、尿素など角質層内の水溶性物質)、角質細胞間脂質(セラミド)という3つの物質によって一定に保たれている。皮脂腺から排出される皮脂の量は女性では40歳~50歳頃から、男性では60歳頃から急激に低下し、皮膚がカサカサしてくる。天然保湿因子は皮膚に柔軟性を持たせる水溶性物質であり、角質細胞間脂質は間隙からの水分蒸発を防いでいる。これらの物質が減少すると外からの防御能が低下する。 ■ドライスキンの治療 角質層の水分の増加と保持を目的として保湿剤の外用が主となる。保湿剤で“かゆみ”が改善されない場合は、抗ヒスタミン剤、抗アレルギー剤、マイナートランキライザーや漢方薬が使われる。さらに、これらの薬物療法とともに、皮膚乾燥、“かゆみ”の助長・増悪因子を排除するための生活指導が行われる。 (1)保湿剤 humectant 保湿剤は皮膚の表面に脂膜を作り、水分の蒸散を防いで、角質層の水分量を増加させ乾燥状態を改善する。水分で皮膚を少し湿らせた後や、入浴直後の皮膚が乾ききっていない状態で塗布するのがよい。 白色ワセリン:皮膚の表面に脂膜を作り、水分の蒸散を防ぐ。 尿素製剤:角層の保湿能力を高め、皮膚に粘滑性を与えるが、時に尿素の刺激作用のためヒリヒリ感がある。 ヘパリン類似物質製剤:ヒルドイド軟膏 ビタミンA、ビタミンE含有軟膏:ザーネ軟膏 (2)副腎皮質ステロイド外用剤 保湿剤だけでは効果が得られずに、掻破により二次的に湿疹化した皮膚には、炎症を抑えかつ瘙痒を抑えるためにステロイド外用剤を使う。 (3)内服療法剤 内服療法としては、抗ヒスタミン剤、抗アレルギー剤、精神安定剤、抗うつ剤などが使われる。 (4)日常生活の指導 (a)暖房器具のなかでもエアコン、電気毛布、ホットカーペットなどの電気器具は、室内を乾燥させるので、それらの使いすぎをセーブし、加湿器やぬれタオル、湯たんぽなどで加湿する。ただし、加湿器はカビが生えやすいので注意すること。 (b)ぴったりと長めの下着で、特に膝から下をおおえば乾燥を防ぐことができる。下着は(刺激の少ない保湿性の高い)木綿製のやわらかい肌着を使用するとよい。 (c)入浴時には洗浄力の強い石鹸を避け、こすり過ぎて皮膚の皮脂を取りすぎないことや、熱いお湯に長く入らないこと(熱いお風呂に入ると、痒みがひどくなる)が大切である。ナイロンタオルを使ったり、ゴシゴシ洗ったりするのは角層を傷つけ、肌に刺激を与えるので、石鹸を泡立て身体を静かに洗ってからお湯で洗い流すのがよい。保湿剤入りの入浴剤(バスキーナ)の使用もお奨めです。そして風呂上りには、カサカサした部分に保湿剤を塗る。 (d)食事ではアルコール・香辛料の強い料理は控えめにする。 |