「けんちの苑」は足元に鬼怒川が流れる豊岡台地の上にあります。私たちの一日は、筑波の山影を照らす朝日に目を覚まし、遠く富士山の向こうに沈む夕日に感謝をささげつつ眠りに就く、おだやかな自然のリズムとともに過ごしております。
介護老人保健施設は、病状が安定しているため入院の必要はないものの家庭での自立生活が困難な方や、寝たきりの状態で介護を必要とする方などに心身のリハビリを主体とした看護、介護を行って自立した生活を送れるようにお手伝いするところから「中間施設」などとも言われておりますが、私たちの「けんちの苑」は周辺の自然環境の豊かさと、市街地までのほど近い利便の点など、この役割にふさわしい施設であると自負しております。
「けんちの苑」の理念は、福祉の基本である「思いやりの心」であります。スタッフにはより良い介護・看護を志して研修や勉強会を熱心に重ねているメンバーが揃っております。彼らの仕事は、「気持ちを新たに愛情と真心でお年寄りをお世話する」ことを誓い合うことで一日が始まるのです。
これからも、利用者様、ご家族の皆様をはじめ、地域の皆様、医療・福祉にたずさわる全ての皆様のご指導を頂きながら、さらに良い施設を目指して努力いたす所存です。どうぞよろしくお願い申し上げます。
なお、協力医療機関としては、専門の各科があり経験豊かな医師団と高度な医療設備を備えた「きぬ医師会病院」及び「総合守谷第一病院」に委託し万全の体制をとっております。