人は､生まれながらにして自由と平等の権利を有します。

事業の経営にあたっては、経営基盤の強化と経営の透明性を確保し、利用者と地域住民の立場に立った質の高い福祉サービスの継続的、安定的な供給を目指します。そして、福祉事業に携わる従業員が仕事にやりがいを感じるような経営に努めるとともに、時代の変化に柔軟に対応しつつ経営の安定的成長を図ります

当法人は、1922年水平社以来の部落解放運動の中で設立した社会福祉法人です。
地区住民は、部落差別による劣悪脆弱な生活環境・教育実態・労働産業実態などを改善するため、保育園・共同浴場・理髪店・トラコーマ診療所を運営してきました。

同時に、部落差別をはじめとする人権問題に取り組み、地区内外の障害者(児)と共に福祉活動を展開し、1991年の法人設立、知的障害者通所更生施設開設に至りました。

わたしたちは、大阪市西北部に位置する淀川区加島・三津屋地域に密着し、地域福祉の充実をめざし障害者・高齢者を対象に社会福祉事業を運営してまいりました。

時代は少子高齢社会を迎え、保健・医療の改革や介護保険制度が導入され障害者福祉も法的改革が行われようとしております。こうした流れをふまえ、福祉サービスをご利用される皆さんに質の高いサービスの提供をできるよう努めることが、地域福祉に貢献するものと当法人は考えております。

地域の皆さんをはじめ行政、関係機関、医療、教育、社会福祉事業者などと連携・協力し、情報開示してともに地域福祉の充実、利用者のためのサービス向上を図りたいと考えております。