若潮酒造株式会社には近代設備の本工場に隣接した、手造り蔵の志布志木樽蒸留所「千刻蔵」があります。昔ながらの手造りによる仕込みにこだわった「千刻蔵」は見学可能で、仕込み時期（8月～12月）には甕壺・木樽蒸留器による実際の作業工程も見学していただけます。
また、約６０ｍのトンネル貯蔵庫（半地下）や試飲場、売店も併設しておりますので、およそ30分～40分で見学が可能です。
休みや時間によりお受けできない場合もありますので、詳細はお電話にてお問い合わせください。

電話　099-472-1185

【若潮の焼酎づくり】
■南国・志布志に根ざした若潮酒造
「港」をテーマとする千年商都・志布志は大隅半島の付け根に位置し、
南国特有の温暖な気候で、亜熱帯植物の生い茂る豊かな自然に囲まれたビロー島をはじめダグリ岬など、観光名所としても名高いところです。歴史的に見ると、志布志は藩政時代に密貿易で栄えた港町で、大隅半島第
一の重要都市です。
「志布志」の由来は、天智天皇が現在の志布志安楽に寓居されていた頃、土地の女主人と女童がともに布を織り上げ献上したので、上下にその志の厚いことに喜ばれ「この土地は志布志である」とした天智天皇行幸説(660年頃)が有力な説とされています。
恵まれた自然の恩恵を受けた志布志は、新鮮な活魚などの宝庫ともいわれています。その中でも、近年特に注目を集めているのが良質なコガネセンガンを原料にして造る焼酎です。