わたしたちは、「夜間診療」「二硫化炭素中毒症」のとりくみなど創設の原点にたって、「いつでも、どこでも、だれでも うけることのできる」医療と福祉を患者、住民の皆さんと一緒に築いていきます。

わたしたちは、「インフォームドコンセント」「カルテ開示」を重視し、職員が共同して、患者のみなさんとともに医学、医療の進歩に貢献する調査、研究にとりくみます。

わたしたちは、医療、福祉が営利化していくことに反対し、医療機関や医療福祉にかかわる諸団体や住民のみなさんとともに「非営利、共同」の輪を大きく広げていきます。

わたしたちは、民主的な管理運営をすすめるとともに、地域の患者さんや住民から学ぶ視点を大切にしながら「ロマンにあふれ、科学とヒューマニズムの立場に立つ民医連の職員」となるよう努力します。

わたしたちは、「高齢者こそ、今の社会をつくりだした最大の功労者」という立場に立ち、高齢者の人権が守られ、「長生きしてよかった」といえる医療、福祉の実現をめざします。

わたしたちは、自然や人体に影響を及ぼす環境破壊に反対し、風光明媚で自然豊かな八代の環境を守るための調査、研究、運動にとりくみます。

わたしたちは、健康友の会、医療、福祉にかかわる人々、市民組織、広範な住民のみなさんとともに、民主的な「医療、福祉」づくりをすすめるとともに「社会保障の充実した安心して住み続けられるまちづくり」運動を推進します。

わたしたちは、人のいのちが奪われる戦争政策に反対し、平和で豊かな「生きていてよかった」といえる21世紀の社会づくりをめざします。

1999年3月31日
八代中央クリニック