アイチカンタンスイショウカキクリニック
あいち肝胆膵消化器クリニック
専門分野に特化した質の高い心のこもった医療を皆様に
病院・医療
- 消化器内科
- 消化器外科
- エリア
- 愛知県愛知郡東郷町
- 最寄り駅
- 地下鉄鶴舞線 赤池駅 から車で8分
メッセージ
■院長挨拶
2005年10月に開院した私たちの施設「あいち肝胆膵消化器クリニック」は、
消化器の中でも肝臓、胆のう・胆管ならびに膵臓に関する病気の診断や治療を
行う新しいタイプの専門的な医療施設です。肝臓癌をはじめとして胆道や膵臓
などの病気は、消化器病の中でも最も専門的な診断能力や治療に際しての
知識・技術さらに高度な手術手技を求められる分野です。肝胆膵疾患を対象
として診療する専門的な医療施設は、大学や癌センターなどの一部門としては
ありますが、この分野のみを診療の対象とする専門施設は未だなく、「肝胆膵」
という文字を施設名の中に標榜できたのは日本で最初であり唯一です。
(昭和23年10月に発行された医療法施行令により消化器病に関する標榜は
消化器科、胃腸科、肛門科に限られており、施設名称の中に他の臓器名を
入れることは許可されていません)
院長挨拶
私たちは永年、肝・胆・膵疾患と治療に携わって参りましたが、この豊富な知識、技術と経験を有した信頼
できる医師達が自らの専門に専念して、これらの病気で悩んでおられる患者さんに対し、高度医療機器を
駆使しながら質の高い専門的な医療を提供したいと考えて設立後6年(2011年10月現在)を経過しました。
これまで、地域の先生方や、愛知県のみならず近隣の県から来られた多くの患者さん方からその診療内容や
対応に関して高い評価を頂いております。愛知県内の大学病院や大病院にて治療中の患者さんが
セカンド・オピニオンを受けにこられることが多いこともこれを実証しています。
過去6年間に当院の専門性を求めて受診頂いた患者さんは、当地区のみでなく名古屋市、愛知県内、
さらに県外からも、諸先生方からのご紹介や患者さんの口コミ、あるいはホーム・ページやインターネットなど、
様々な媒体により約7700人となりました。大病院に比べますと小さな数字ですが、僅か19床の専門的な
有床診療所としては大変な数であり、皆様方のご理解を得つつあると感じております。
疾患別にはB・C型慢性肝炎、肝硬変症などの慢性肝疾患が多く、特にC型慢性肝炎・C型肝硬変に
対するインターフェロン療法も70人の患者さんに行ってきました。また、糖尿病の管理は大変多くの
患者さんに行っています。
手術症例としては胆のう・総胆管結石症が最も多く380名の患者さんに行って参りましたがそのうちの
胆のう結石症の98%は腹腔鏡下胆のう摘出術(一般的にラパコレと呼称されています)で、手術の前日に
入院していただき、術後は第2~3日目には退院されております。しばしば胆のう結石が総胆管に落石して
激しい痛みや肝胆道系機能障害を生じる総胆管結石症となることがあります。このような場合も、多くの場合
ラパコレの前あるいは後に内視鏡的乳頭切開術ESTを行って総胆管の結石を除去するという内科的治療にて
対応しております。
消化器癌では肝臓癌例のうち肝細胞癌の患者さんが232人と大多数を占めています。
このうち切除例は72人、31%ですが、肝機能、病変の広がり、個数、部位等の何らかの理由で
切除困難と判断した場合には、画像診断、肝機能などをよく説明ののちに、さらに生物学的特性なども
考慮したうえで肝動脈栓塞術TAE,ラジオ焼灼療法RFA,エタノール注入療法PEIT等現在日本で
行われている肝細胞癌に対する治療の長所、短所などを説明し、患者さんにあった治療法の選択を
行っております。その結果、分割治療や再発に対する治療を含めて、TAE483回、RFA145回、
PEIT42回、one shot肝動注3回等を行って参りました。
その他胆管細胞癌19人、転移性肝癌97人の患者さんに対して、切除、全身化学療法、肝動注療法等
の治療を行ってきました。
胆のう・胆管癌は76人で、そのうち切除可能は約38%の29人で、切除不能の他の患者さん47人には
ゲムスタビン(ジェムザール)、S-1(TS-1)による全身化学療法を行ってきました。
膵癌は91人ありましたが根治的切除は22人、姑息的切除は6人と少なく、63人の多数の方がStage IV
で全身化学療法を行って来ました。なおこれらの胆のう・胆管癌、膵頭部癌の際に生じた閉塞性黄疸にしては
内視鏡的胆道ステントないしは 経皮経肝的胆管ドレナージPTBD後胆道ステントを留置して黄疸を消失させ、
静脈リザーバーを留置して抗がん剤の治療を安全に行い、患者さんが生活しやすいよう努めております。
消化管癌は胃癌75人、大腸癌120人の患者さんに対して手術を行いましたが、平成22年4月からは、
名古屋大学消化器外科IIのご協力のもとで腹腔鏡下の胃・大腸切除術が主流になっており、
小さな術創で術後の疼痛が少ないのみでなく、手術翌日から普通に歩いて術後1~2日に排ガスもあり、
大変楽な術後の生活で、退院時期も早くなるという、患者さんに優しい手術を行っております。
勿論、手術内容そのものは開腹手術に優ることはあっても劣ることはありません。
以上私どもで治療を行ってきた代表的な疾患に関するこれまでの経験を述べて参りました。追跡期間も
短く、症例数も少なくまだ成績については言及できる時期になっておりません。
私どもが目指している診療は、患者さんの顔、目を見てゆっくりお話をし、患者さんから情報を得て、また、
検査した画像や血液などの結果を診療に用いているパソコン画面ですべてお見せして、患者さん・ご家族が
十分に理解していただけるよう説明をし、納得された上で治療を開始することです。そのためには消化器の
解剖、機能の説明が必要となりますので、外来で検査の途中で結果説明をその都度行いますが、
最終的に患者さん・ご家族にまとめてお話しする場合には短くても30分、病気によっては1時間以上
かかるのが当たり前になります。
どこの施設から来られた患者さんも「こんな写真(画像診断)は初めて見せてもらった」、「こんな説明
されたのは初めてです」と申されます。
上のような診療に対する精神は職員一同皆一致しておりますので、どの部署に行ってもお感じ頂けることと
思います。全ての部署の職員がそれぞれのプロフェッショナルとして意識・行動して、総合的な専門的な
肝胆膵・消化器診療を行っております。
私どもの専門性を生かした診療は、今後さらにこれまでの経験を生かし、患者さん、ご紹介頂いた先生方に
ご満足いただける医療を提供できるよう向上を続ける所存です。
周囲を緑に囲まれた素晴らしい環境のもとで、またゆとりあるスペースの中で、職員が豊かな感性を持って、
患者さん方に満足される対応と最善の結果をもたらすことをお約束致します。
2005年10月に開院した私たちの施設「あいち肝胆膵消化器クリニック」は、
消化器の中でも肝臓、胆のう・胆管ならびに膵臓に関する病気の診断や治療を
行う新しいタイプの専門的な医療施設です。肝臓癌をはじめとして胆道や膵臓
などの病気は、消化器病の中でも最も専門的な診断能力や治療に際しての
知識・技術さらに高度な手術手技を求められる分野です。肝胆膵疾患を対象
として診療する専門的な医療施設は、大学や癌センターなどの一部門としては
ありますが、この分野のみを診療の対象とする専門施設は未だなく、「肝胆膵」
という文字を施設名の中に標榜できたのは日本で最初であり唯一です。
(昭和23年10月に発行された医療法施行令により消化器病に関する標榜は
消化器科、胃腸科、肛門科に限られており、施設名称の中に他の臓器名を
入れることは許可されていません)
院長挨拶
私たちは永年、肝・胆・膵疾患と治療に携わって参りましたが、この豊富な知識、技術と経験を有した信頼
できる医師達が自らの専門に専念して、これらの病気で悩んでおられる患者さんに対し、高度医療機器を
駆使しながら質の高い専門的な医療を提供したいと考えて設立後6年(2011年10月現在)を経過しました。
これまで、地域の先生方や、愛知県のみならず近隣の県から来られた多くの患者さん方からその診療内容や
対応に関して高い評価を頂いております。愛知県内の大学病院や大病院にて治療中の患者さんが
セカンド・オピニオンを受けにこられることが多いこともこれを実証しています。
過去6年間に当院の専門性を求めて受診頂いた患者さんは、当地区のみでなく名古屋市、愛知県内、
さらに県外からも、諸先生方からのご紹介や患者さんの口コミ、あるいはホーム・ページやインターネットなど、
様々な媒体により約7700人となりました。大病院に比べますと小さな数字ですが、僅か19床の専門的な
有床診療所としては大変な数であり、皆様方のご理解を得つつあると感じております。
疾患別にはB・C型慢性肝炎、肝硬変症などの慢性肝疾患が多く、特にC型慢性肝炎・C型肝硬変に
対するインターフェロン療法も70人の患者さんに行ってきました。また、糖尿病の管理は大変多くの
患者さんに行っています。
手術症例としては胆のう・総胆管結石症が最も多く380名の患者さんに行って参りましたがそのうちの
胆のう結石症の98%は腹腔鏡下胆のう摘出術(一般的にラパコレと呼称されています)で、手術の前日に
入院していただき、術後は第2~3日目には退院されております。しばしば胆のう結石が総胆管に落石して
激しい痛みや肝胆道系機能障害を生じる総胆管結石症となることがあります。このような場合も、多くの場合
ラパコレの前あるいは後に内視鏡的乳頭切開術ESTを行って総胆管の結石を除去するという内科的治療にて
対応しております。
消化器癌では肝臓癌例のうち肝細胞癌の患者さんが232人と大多数を占めています。
このうち切除例は72人、31%ですが、肝機能、病変の広がり、個数、部位等の何らかの理由で
切除困難と判断した場合には、画像診断、肝機能などをよく説明ののちに、さらに生物学的特性なども
考慮したうえで肝動脈栓塞術TAE,ラジオ焼灼療法RFA,エタノール注入療法PEIT等現在日本で
行われている肝細胞癌に対する治療の長所、短所などを説明し、患者さんにあった治療法の選択を
行っております。その結果、分割治療や再発に対する治療を含めて、TAE483回、RFA145回、
PEIT42回、one shot肝動注3回等を行って参りました。
その他胆管細胞癌19人、転移性肝癌97人の患者さんに対して、切除、全身化学療法、肝動注療法等
の治療を行ってきました。
胆のう・胆管癌は76人で、そのうち切除可能は約38%の29人で、切除不能の他の患者さん47人には
ゲムスタビン(ジェムザール)、S-1(TS-1)による全身化学療法を行ってきました。
膵癌は91人ありましたが根治的切除は22人、姑息的切除は6人と少なく、63人の多数の方がStage IV
で全身化学療法を行って来ました。なおこれらの胆のう・胆管癌、膵頭部癌の際に生じた閉塞性黄疸にしては
内視鏡的胆道ステントないしは 経皮経肝的胆管ドレナージPTBD後胆道ステントを留置して黄疸を消失させ、
静脈リザーバーを留置して抗がん剤の治療を安全に行い、患者さんが生活しやすいよう努めております。
消化管癌は胃癌75人、大腸癌120人の患者さんに対して手術を行いましたが、平成22年4月からは、
名古屋大学消化器外科IIのご協力のもとで腹腔鏡下の胃・大腸切除術が主流になっており、
小さな術創で術後の疼痛が少ないのみでなく、手術翌日から普通に歩いて術後1~2日に排ガスもあり、
大変楽な術後の生活で、退院時期も早くなるという、患者さんに優しい手術を行っております。
勿論、手術内容そのものは開腹手術に優ることはあっても劣ることはありません。
以上私どもで治療を行ってきた代表的な疾患に関するこれまでの経験を述べて参りました。追跡期間も
短く、症例数も少なくまだ成績については言及できる時期になっておりません。
私どもが目指している診療は、患者さんの顔、目を見てゆっくりお話をし、患者さんから情報を得て、また、
検査した画像や血液などの結果を診療に用いているパソコン画面ですべてお見せして、患者さん・ご家族が
十分に理解していただけるよう説明をし、納得された上で治療を開始することです。そのためには消化器の
解剖、機能の説明が必要となりますので、外来で検査の途中で結果説明をその都度行いますが、
最終的に患者さん・ご家族にまとめてお話しする場合には短くても30分、病気によっては1時間以上
かかるのが当たり前になります。
どこの施設から来られた患者さんも「こんな写真(画像診断)は初めて見せてもらった」、「こんな説明
されたのは初めてです」と申されます。
上のような診療に対する精神は職員一同皆一致しておりますので、どの部署に行ってもお感じ頂けることと
思います。全ての部署の職員がそれぞれのプロフェッショナルとして意識・行動して、総合的な専門的な
肝胆膵・消化器診療を行っております。
私どもの専門性を生かした診療は、今後さらにこれまでの経験を生かし、患者さん、ご紹介頂いた先生方に
ご満足いただける医療を提供できるよう向上を続ける所存です。
周囲を緑に囲まれた素晴らしい環境のもとで、またゆとりあるスペースの中で、職員が豊かな感性を持って、
患者さん方に満足される対応と最善の結果をもたらすことをお約束致します。
あいち肝胆膵消化器クリニックの基本情報
スポット名 | あいち肝胆膵消化器クリニック | ||||||||||||||||||||||||
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TEL | 052-809-3777 | ||||||||||||||||||||||||
住所 |
〒470-0162 愛知県愛知郡東郷町春木白土1-217 |
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営業日 |
|
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HP | http://www.aichi-kantansui.com/ | ||||||||||||||||||||||||
駐車場 | あり | ||||||||||||||||||||||||
備考 | ■院長挨拶 2005年10月に開院した私たちの施設「あいち肝胆膵消化器クリニック」は、 消化器の中でも肝臓、胆のう・胆管ならびに膵臓に関する病気の診断や治療を 行う新しいタイプの専門的な医療施設です。肝臓癌をはじめとして胆道や膵臓 などの病気は、消化器病の中でも最も専門的な診断能力や治療に際しての 知識・技術さらに高度な手術手技を求められる分野です。肝胆膵疾患を対象 として診療する専門的な医療施設は、大学や癌センターなどの一部門としては ありますが、この分野のみを診療の対象とする専門施設は未だなく、「肝胆膵」 という文字を施設名の中に標榜できたのは日本で最初であり唯一です。 (昭和23年10月に発行された医療法施行令により消化器病に関する標榜は 消化器科、胃腸科、肛門科に限られており、施設名称の中に他の臓器名を 入れることは許可されていません) 院長挨拶 私たちは永年、肝・胆・膵疾患と治療に携わって参りましたが、この豊富な知識、技術と経験を有した信頼 できる医師達が自らの専門に専念して、これらの病気で悩んでおられる患者さんに対し、高度医療機器を 駆使しながら質の高い専門的な医療を提供したいと考えて設立後6年(2011年10月現在)を経過しました。 これまで、地域の先生方や、愛知県のみならず近隣の県から来られた多くの患者さん方からその診療内容や 対応に関して高い評価を頂いております。愛知県内の大学病院や大病院にて治療中の患者さんが セカンド・オピニオンを受けにこられることが多いこともこれを実証しています。 過去6年間に当院の専門性を求めて受診頂いた患者さんは、当地区のみでなく名古屋市、愛知県内、 さらに県外からも、諸先生方からのご紹介や患者さんの口コミ、あるいはホーム・ページやインターネットなど、 様々な媒体により約7700人となりました。大病院に比べますと小さな数字ですが、僅か19床の専門的な 有床診療所としては大変な数であり、皆様方のご理解を得つつあると感じております。 疾患別にはB・C型慢性肝炎、肝硬変症などの慢性肝疾患が多く、特にC型慢性肝炎・C型肝硬変に 対するインターフェロン療法も70人の患者さんに行ってきました。また、糖尿病の管理は大変多くの 患者さんに行っています。 手術症例としては胆のう・総胆管結石症が最も多く380名の患者さんに行って参りましたがそのうちの 胆のう結石症の98%は腹腔鏡下胆のう摘出術(一般的にラパコレと呼称されています)で、手術の前日に 入院していただき、術後は第2~3日目には退院されております。しばしば胆のう結石が総胆管に落石して 激しい痛みや肝胆道系機能障害を生じる総胆管結石症となることがあります。このような場合も、多くの場合 ラパコレの前あるいは後に内視鏡的乳頭切開術ESTを行って総胆管の結石を除去するという内科的治療にて 対応しております。 消化器癌では肝臓癌例のうち肝細胞癌の患者さんが232人と大多数を占めています。 このうち切除例は72人、31%ですが、肝機能、病変の広がり、個数、部位等の何らかの理由で 切除困難と判断した場合には、画像診断、肝機能などをよく説明ののちに、さらに生物学的特性なども 考慮したうえで肝動脈栓塞術TAE,ラジオ焼灼療法RFA,エタノール注入療法PEIT等現在日本で 行われている肝細胞癌に対する治療の長所、短所などを説明し、患者さんにあった治療法の選択を 行っております。その結果、分割治療や再発に対する治療を含めて、TAE483回、RFA145回、 PEIT42回、one shot肝動注3回等を行って参りました。 その他胆管細胞癌19人、転移性肝癌97人の患者さんに対して、切除、全身化学療法、肝動注療法等 の治療を行ってきました。 胆のう・胆管癌は76人で、そのうち切除可能は約38%の29人で、切除不能の他の患者さん47人には ゲムスタビン(ジェムザール)、S-1(TS-1)による全身化学療法を行ってきました。 膵癌は91人ありましたが根治的切除は22人、姑息的切除は6人と少なく、63人の多数の方がStage IV で全身化学療法を行って来ました。なおこれらの胆のう・胆管癌、膵頭部癌の際に生じた閉塞性黄疸にしては 内視鏡的胆道ステントないしは 経皮経肝的胆管ドレナージPTBD後胆道ステントを留置して黄疸を消失させ、 静脈リザーバーを留置して抗がん剤の治療を安全に行い、患者さんが生活しやすいよう努めております。 消化管癌は胃癌75人、大腸癌120人の患者さんに対して手術を行いましたが、平成22年4月からは、 名古屋大学消化器外科IIのご協力のもとで腹腔鏡下の胃・大腸切除術が主流になっており、 小さな術創で術後の疼痛が少ないのみでなく、手術翌日から普通に歩いて術後1~2日に排ガスもあり、 大変楽な術後の生活で、退院時期も早くなるという、患者さんに優しい手術を行っております。 勿論、手術内容そのものは開腹手術に優ることはあっても劣ることはありません。 以上私どもで治療を行ってきた代表的な疾患に関するこれまでの経験を述べて参りました。追跡期間も 短く、症例数も少なくまだ成績については言及できる時期になっておりません。 私どもが目指している診療は、患者さんの顔、目を見てゆっくりお話をし、患者さんから情報を得て、また、 検査した画像や血液などの結果を診療に用いているパソコン画面ですべてお見せして、患者さん・ご家族が 十分に理解していただけるよう説明をし、納得された上で治療を開始することです。そのためには消化器の 解剖、機能の説明が必要となりますので、外来で検査の途中で結果説明をその都度行いますが、 最終的に患者さん・ご家族にまとめてお話しする場合には短くても30分、病気によっては1時間以上 かかるのが当たり前になります。 どこの施設から来られた患者さんも「こんな写真(画像診断)は初めて見せてもらった」、「こんな説明 されたのは初めてです」と申されます。 上のような診療に対する精神は職員一同皆一致しておりますので、どの部署に行ってもお感じ頂けることと 思います。全ての部署の職員がそれぞれのプロフェッショナルとして意識・行動して、総合的な専門的な 肝胆膵・消化器診療を行っております。 私どもの専門性を生かした診療は、今後さらにこれまでの経験を生かし、患者さん、ご紹介頂いた先生方に ご満足いただける医療を提供できるよう向上を続ける所存です。 周囲を緑に囲まれた素晴らしい環境のもとで、またゆとりあるスペースの中で、職員が豊かな感性を持って、 患者さん方に満足される対応と最善の結果をもたらすことをお約束致します。■当クリニック理念 当クリニックでは、『肝臓癌』を中心とした肝臓病や、 肝臓と密接な関係のある胆のう・胆管や 膵臓の病気を持つ患者さんに対して、高度な医療機器、 豊富な知識と技術、豊かな感性により、質の高い 心のこもった医療を提供し、患者さんが安心と満足を得られる 専門的医療センターを目指します。 ■当院が目指すところ 1、各種の肝臓病、胆のう・胆管・膵臓病の専門病院として、豊富な知識・経験のもとに 高度医療機器を用いて、最善の医療を提供します。 2、職員一同専門職として必要な感性を持って接し、 全ての患者さんに公平、且つ公正な医療を提供いたします。 3、周囲が緑で囲まれたよい環境の下に、快適に診療を受けられる病院作りを目指します。 4、患者さんのプライバシーを厳重に保護します。 5、患者さんは、ご自分の病気について知る権利と、検査・治療になどに関して ご自分で決定する権利を有すると同時に自らも責任を持っていただきます。 6、日常においては患者さんが紹介医や近隣のかかりつけの医師(診療所)に 安心してお任せできるよう、連携し、地域の先生方と親密な信頼関係を保ちます。 7、これらの目標を十分に果たすために、患者さんには病院の規則を守り協力していただきます。 8、患者さんは、万一私どもの医療内容に十分に納得されない場合などには、 他の専門医のご意見(セカンドオピニオン)を求められる権利を有します。 |