三原赤十字病院は昭和２７年に市立三原中央病院を三原市より移管されて発足しました。
以来、赤十字精神である「人道・博愛」に基づき、地域の皆様から信頼され、三原地区の中核病院となりうるべく、良質なサービスの提供を目指して努力してまいりました。
　本格的な高齢化が進む三原地域の多様かつ高度化した医療ニーズに応えていくには、老朽化し狭隘化した旧施設では限界があったため、病棟の立替は悲願とも言うべきものでした。平成２０年に着工し、２年という工期を経て、平成２２年１０月には、生まれかわった三原赤十字病院として竣工することができました。これに併せて、当院は放射線治療機を導入し、三原市内では唯一治療器を用いてのがん治療が可能な医療機関となりました。
　これからも、この地域の医療ニーズを踏まえた基本方針にもとづいて、救急医療への対応、少子・高齢化社会への対応、病診、病々連携を密にして患者様本位の医療を推進し、地域社会に貢献できる医療機関を目指してまいります。
今後とも変わらぬご指導・ご鞭撻をお願い申し上げます。


三原赤十字病院
院長　　渡邉　誠