コクリツビョウイン キンキチュウオウキョウブシッカンセンター

国立病院 近畿中央胸部疾患センター

近畿中央胸部疾患センターは胸部疾患診療の専門施設です。
病院・医療
  • 内科
  • 心療内科
  • 精神科
  • 呼吸器内科
  • 循環器内科
エリア
大阪府堺市北区
最寄り駅
JR阪和線 堺市駅 から徒歩15分
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メッセージ
私たちは、胸部疾患診療を中心とする高度専門医療施設として高度で良質な医療を提供するとともに常に患者様の権利を尊重し安心・安全で納得いただける医療をめざします。

国立病院 近畿中央胸部疾患センターの基本情報

スポット名 国立病院 近畿中央胸部疾患センター
TEL 072-251-5929
住所 〒591-8025
大阪府堺市北区長曾根町1180
営業日
診療時間:
各科による
休診日:
各科による
HP http://www.hosp.go.jp/~kch/index.html
備考 私たちは、胸部疾患診療を中心とする高度専門医療施設として高度で良質な医療を提供するとともに常に患者様の権利を尊重し安心・安全で納得いただける医療をめざします。■呼吸器内科・感染症内科
<主要疾患>
COPD(慢性閉塞性肺疾患)、気管支喘息、細菌性肺炎、慢性呼吸不全、結核、非結核性抗酸菌症、びまん性肺疾患(特発性間質性肺炎、サルコイドーシス、好酸球性肺炎、過敏性肺炎、薬剤性肺炎等)、難治性希少肺疾患(リンパ脈管筋腫症、肺胞蛋白症等)、職業性肺疾患(じん肺)、睡眠時無呼吸症候群
<主要検査>
 ・胸部レントゲン・胸部CT ・動脈血ガス検査
 ・気管支鏡(気管支肺胞洗浄(BAL), 経気管支肺生検(TBLB))
 ・呼吸機能検査 ・内科的局麻下胸腔鏡 ・Gaシンチ
 ・運動負荷試験(6分間歩行試験 ・外科的肺生検(VATS)
■腫瘍内科
肺がん、縦隔腫瘍、悪性中皮腫などの胸部悪性腫瘍を対象に、診断および内科的治療を行っています。また胸部外科、放射線科とも密接に連携しながら診療しています。
診断にはCT、MRI、核医学的検査、気管支鏡(超音波内視鏡を含む)検査、CTガイド下経皮針肺生検検査を駆使しています。
 治療には中心型早期肺がんに対しては、肺機能を温存しつつ治せる光線力学的治療(Photodynamic therapy)を実施しています。気道狭窄を伴う例には半導体レーザーや電気焼灼、ステント留置術を行っています。胸部内に限局した進行肺がんに対しては、放射線療法と抗がん剤による化学療法の併用を行い、好成績を得ています。進行したがんに対しては、新規抗がん剤による最新の化学療法や分子標的薬剤による治療も行っています。これらの治療法の選択には患者と話し合い、安全かつ効果的な治療を行えるよう努力しています。外来化学療法も積極的に行っています。
 また、QOL(Quality of life、生命、生活、人生の質)への配慮として、精神腫瘍学/緩和医療を専門とする心療内科医、看護師、薬剤師、栄養士、メディカルソーシャルワーカーなどの多職種チームによる支援・緩和医療や在宅医療支援を主治医と協力して行っています。治験および国内外での共同研究など臨床研究も盛んに行っており、より有効な治療の開発に向けて最大限の努力を続けています。
■呼吸器外科
<主要疾患>
 ・肺がん ・気胸など ・結核など
■乳腺外科
癌は、近年極めて増加の傾向にある疾患で、今や日本人女性でも最も多いがんとなっています。
 また、乳癌はいろいろな臓器の癌のなかでも治療によく反応する癌の一つであり、治療方法の発達が著しい分野です。
 時代の変遷と共に乳癌の治療方法も変化していますが、当院でも常に標準治療にもとづき、治療できるようにしております。
 標準治療というのは、その時点でもっとも効果が高いと科学的に証明された治療法のことで、「標準」という言葉は決して「並」という意味ではありません。
 要精査で当院受診された場合は、患者様の病状に対する不安も考慮いたしまして、極力、検査は初診の受診日にすべて終わることができるようにしています。 結果も当日にお伝えできます。
(但し、病理検査を施行した場合は、結果は後日になります。)
 万が一、乳癌と診断されたら、標準治療にもとづき、手術、全身薬物治療(抗癌剤、ホルモン剤)、放射線療法を、病状に応じて適切に選択し行います。
 乳房温存術の場合、手術の傷あとを目立たないようにわきの下や乳輪部に切開をいれ、極力乳房そのものには傷をつけないようにしています。
 やむをえず、乳房をすべてとらないといけない方で、1期再建(乳がんの手術と同時に乳房の形成を行うこと)を希望される場合は、大阪労災病院形成外科医師と連携し、希望に添えるようにいたします。
 また当院の特色としては、支持・緩和療法チームが充実していることがあげられます。
 癌の告知は最近は当然になってきておりますが、癌の告知を受けて平然と構えられる方はほとんどいないと思います。そういう方の不安、心の痛みをケアするのには、専門のチームが必要です。
 支持・緩和療法チームは、癌の痛みに対するケアのみならず、癌と告知された患者さんの心の痛みに対して、一人一人の患者さんの人生に沿った心のケアを行います。 (支持・緩和療法チームについて)
 乳癌のみならず、乳腺疾患は他にも良性の腫瘍などさまざまあります。
 もちろん、そのような疾患に関しても、手術治療や厳重な経過観察をおこなっております。
 甲状腺癌も当院で手術は可能です。
(甲状腺機能亢進症や低下症の内科的疾患は専門外になります)

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