≪宿場の茶≫
長崎街道を通った武士、商人、旅人の集まる宿場町飯塚。
旅の疲れを取る為につくられた飯塚の宿のお茶の香りをお楽しみください。

鎌倉時代、栄西禅師が、茶の種子を長崎県・平戸の千光寺と佐賀県・背板山の霊泉寺の石上坊付近にまかれたのが日本茶の発祥です。
その後、栄西禅師は「喫茶養生記」に茶の効能をまとめ、源実朝に茶とともに献じました。
以来、日本茶は人々に健康とくつろぎと精神文化を継承してまいりました。
お湯をわかす、急須と湯呑みをあたためる、茶葉を適量はかる、適温のお湯を急須にそそぐ、しばらく時間をかける、湯呑みに注ぎわける。
日本茶を飲みほすまでの、一連のゆっくりとした時の流れと礼儀作法が、日本の伝統であり、大切にしたい日本の心です。
お茶のある風景　それは心和む場面
【心・和・憩・空間】
　四代目 茶匠