バンシュウ キヨミズデラ
播州 清水寺
西国第25番札所 神仏霊場78番札所(兵庫13番) 御嶽山 播州清水寺(天台宗)
寺院
- 仏教寺院
- エリア
- 兵庫県加東市
- 最寄り駅
- JR福知山線・宝塚線 相野駅 からバスで30分
播州 清水寺に行く前にチェック!
メッセージ
清水寺は観音様をおまつりしたお寺です。観音様はどんなほとけさまでしょうか。
正式には観自在菩薩、観世音菩薩といいます。世音を観ずる、の意です。世の人びとの音声を観じて、苦悩を解脱(束縛から離脱して自由になること)せしめるのでこのようにいいます。
清水寺には本堂が二つあります。一つは「大講堂」で「千手観音」さまが御本尊です。一番皆々様におなじみの「西国巡礼の二十五番」の札所です。ご先祖さまの供養などをするお堂です。もう一つが「根本中堂」で大講堂から八十段の階段を登った上の方にあり、「十一面観音」さまが御本尊です。こちらは皆々様の家内安全、心願成就の祈願や、昔は沢山いた小僧さんの修行をするお堂です。
さて、よくご質問があるのが、観音さまの性別です。この観音さまは「慈悲」深い観音さまで母に例えられる事が多々有ります。慈悲の意味ですが、与楽を慈と云い、抜苦を悲と云います。私たちいくつの年齢になった大人でも、困ったことや悲しいことがあると頼ってしまうのが母親で、女性ということが多く有ります。
また、慈父と言う言葉も有ります。頑固おやじの反対で「いつくしみ」深く、親愛している父親にも当てはまる親のことでこれは男性です。このようにいろいろなたとえも有りますが、仏・菩薩は人間の性別を超越したものであります。
詳しくは観音経をよく読んでみますと、念彼観音力でおなじみの後半の偈文(五字の韻文)もわかり易く観音様の功徳を書いて有りますが、前半の長行(じょうごう)(韻文でなく散文で書かれた部分)に「施無畏」という言葉が有ります。
「施無畏」こそが観音さまからいただける一番のおかげと思います。何ものにもおそれることのないおかげを戴ける観音さまをどうぞご参拝、ご信仰ください。
清水寺住職 清水谷 善英
正式には観自在菩薩、観世音菩薩といいます。世音を観ずる、の意です。世の人びとの音声を観じて、苦悩を解脱(束縛から離脱して自由になること)せしめるのでこのようにいいます。
清水寺には本堂が二つあります。一つは「大講堂」で「千手観音」さまが御本尊です。一番皆々様におなじみの「西国巡礼の二十五番」の札所です。ご先祖さまの供養などをするお堂です。もう一つが「根本中堂」で大講堂から八十段の階段を登った上の方にあり、「十一面観音」さまが御本尊です。こちらは皆々様の家内安全、心願成就の祈願や、昔は沢山いた小僧さんの修行をするお堂です。
さて、よくご質問があるのが、観音さまの性別です。この観音さまは「慈悲」深い観音さまで母に例えられる事が多々有ります。慈悲の意味ですが、与楽を慈と云い、抜苦を悲と云います。私たちいくつの年齢になった大人でも、困ったことや悲しいことがあると頼ってしまうのが母親で、女性ということが多く有ります。
また、慈父と言う言葉も有ります。頑固おやじの反対で「いつくしみ」深く、親愛している父親にも当てはまる親のことでこれは男性です。このようにいろいろなたとえも有りますが、仏・菩薩は人間の性別を超越したものであります。
詳しくは観音経をよく読んでみますと、念彼観音力でおなじみの後半の偈文(五字の韻文)もわかり易く観音様の功徳を書いて有りますが、前半の長行(じょうごう)(韻文でなく散文で書かれた部分)に「施無畏」という言葉が有ります。
「施無畏」こそが観音さまからいただける一番のおかげと思います。何ものにもおそれることのないおかげを戴ける観音さまをどうぞご参拝、ご信仰ください。
清水寺住職 清水谷 善英
播州 清水寺の基本情報
スポット名 | 播州 清水寺 |
---|---|
TEL | 0795-45-0025 |
住所 |
〒673-1402 兵庫県加東市平木1194番地 |
営業日 |
|
blog | http://blog.kiyomizudera.net/ |
備考 | 清水寺は観音様をおまつりしたお寺です。観音様はどんなほとけさまでしょうか。 正式には観自在菩薩、観世音菩薩といいます。世音を観ずる、の意です。世の人びとの音声を観じて、苦悩を解脱(束縛から離脱して自由になること)せしめるのでこのようにいいます。 清水寺には本堂が二つあります。一つは「大講堂」で「千手観音」さまが御本尊です。一番皆々様におなじみの「西国巡礼の二十五番」の札所です。ご先祖さまの供養などをするお堂です。もう一つが「根本中堂」で大講堂から八十段の階段を登った上の方にあり、「十一面観音」さまが御本尊です。こちらは皆々様の家内安全、心願成就の祈願や、昔は沢山いた小僧さんの修行をするお堂です。 さて、よくご質問があるのが、観音さまの性別です。この観音さまは「慈悲」深い観音さまで母に例えられる事が多々有ります。慈悲の意味ですが、与楽を慈と云い、抜苦を悲と云います。私たちいくつの年齢になった大人でも、困ったことや悲しいことがあると頼ってしまうのが母親で、女性ということが多く有ります。 また、慈父と言う言葉も有ります。頑固おやじの反対で「いつくしみ」深く、親愛している父親にも当てはまる親のことでこれは男性です。このようにいろいろなたとえも有りますが、仏・菩薩は人間の性別を超越したものであります。 詳しくは観音経をよく読んでみますと、念彼観音力でおなじみの後半の偈文(五字の韻文)もわかり易く観音様の功徳を書いて有りますが、前半の長行(じょうごう)(韻文でなく散文で書かれた部分)に「施無畏」という言葉が有ります。 「施無畏」こそが観音さまからいただける一番のおかげと思います。何ものにもおそれることのないおかげを戴ける観音さまをどうぞご参拝、ご信仰ください。 清水寺住職 清水谷 善英【清水寺 縁起】 推古・聖武 両帝勅願所 本尊 大講堂(千手観音)・根本中堂(十一面観音) 奉安 御開山法道仙人は印度の僧で、今より1800年前、人皇十二代景行天皇が治められていた時に中国、朝鮮を経て御嶽山に住まわれ鎮護国家豊作を祈願されました。 推古35年(627年)推古天皇勅願により、根本中堂が建立され、仙人一刀三礼の秘仏十一面観音、脇士毘沙門天王、吉祥天女の聖像が安置されました。 もともとこの地は水に乏しく、仙人、水神に祈ったところ、霊泉が湧水しその事に感謝して「清水寺(きよみずでら)」と名付けられました。 神亀2年(725年)聖武天皇は行基菩薩に勅願して大講堂を建立、永く経典の講義をする道場として、法灯を国中に輝かされました。 花山法皇西国御巡拝の時、ここを訪ねられ御詠されて以来、西国二十五番の札堂と称するようになりました。 【御祈祷・御回向】 清水寺では各種御祈祷・御回向を随時受け付けております。 詳しくは清水寺寺務所までお問い合わせください。 《ご祈祷》 ■特別祈祷 御来山時に御宝前において祈祷する。(要予約) 5,000円~ ■車祈祷 お車を境内において祈祷する。(要予約) 5,000円~ ■護摩祈祷 毎月第3日曜日 午前8:30より [祈祷料] 500円~ *願いを書いた「護摩木」を燃やし願主の煩悩を焼きつくし 所願を成就させるものです。 《御回向》 ■回向法要 御来山時に御宝前において回向する。(要予約) [5,000円~] ■塔婆回向 朝座勤行にて回向する。 [1,000円~] |