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　墓前に手を合わせ、祈るという行為に清々しさを感じ、心が洗われた気持ちになります。
　それは、たとえひとときでも敬虚な感情をもったからです。古巣、日本人は、生活の行事とともに、お墓参りをすることによって、先祖を敬う供養をしてきました。その習慣は過去から現在へと受け継がれ、そして未来へと引き継がれていきます。めまぐるしく変動する時代、「松戸家」では、墓地、霊園の将来を考え、八十年の実績をたずさえ皆様のお役に立たせていただいております。
　かつて、お墓のはじまりは、石を置くだけの簡素なものでした。昔の人はこの石で、死者の祟りを封じ込めようとしたのです。幾千の時代が流れ、お墓の形も変わってきました。いま、お墓は、生きている者と、亡くなった者とをつなぐ場所になっています。
　最愛の妻、夫、亡き両親とそこで出会い、亡き友人とそこで語り、それによって自分自身を見つめ直す場所となっています。人が失いつつある人情、心のふれあいを感じることのできる唯一の場所ともいえます。