サイトウモキチキネンカン

斎藤茂吉記念館

近代短歌史上に示された輝かしい業績をのこした歌人・斎藤茂吉の作品などを展示しています
文化・ミュージアム
  • 記念館
エリア
山形県上山市
最寄り駅
JR奥羽本線・山形線 茂吉記念館前駅 出口から徒歩3分
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メッセージ
近代短歌史上に示された輝かしい業績をのこした歌人・斎藤茂吉のふるさとは、山形県上山(かみのやま)市。その生家は、市街北部の金瓶(かなかめ)の地にあります。
 斎藤茂吉記念館は、その茂吉の生家の近く、東に蔵王連峰を仰ぐ景勝地「みゆき公園」のなかに、1968年(昭43年)に開館しました。
 江戸時代には城下町としてにぎわった上山は、羽州街道沿いに栄えた古くからの温泉宿場町です。
公益財団法人 斎藤茂吉記念館
施設/展示のご案内
(斎藤茂吉記念館とみゆき公園)
 『ふむがしの蔵王の山はみつれども
     きのふもけふも雲さだめなき  茂吉』
秋には、公園内の木々は色とりどりの紅葉を見せてくれます、静寂と凛とした空気が流れる「みゆき公園」?蔵王の山並みの紅葉やひと足早い雪景色を間近に仰ぐ風光明媚の公園です。1945年(昭20)に金瓶に疎開していた茂吉も、かつて明治天皇小休所が設けられたこの地によく足をはこび、しずかな時を過ごしました。
 この「みゆき公園」に建てられた斎藤茂吉記念館の設計者は、東京国立近代美術館をはじめ数多くの美術館や劇場、記念館を手がけた建築家谷口吉郎(たにぐちよしろう)です。後に、氏の子息である谷口吉生(たにぐちよしお)の設計により、大規模な増築・改修(1998年/平1)を行い現在に至っています。
【展示の概要】
■常設展示室
 茂吉が残した業績や生活を伝える自筆の書画・原稿などの資料を、その生涯と短歌の歩みに沿って4つのコーナーを設けて編年的に構成・展示している常設展示室が展示の中心です。短歌にあまりなじみのない人も斎藤茂吉の文学的世界を身近に感じることが出来るよう、さまざまな展示を工夫をしています。明治・大正・昭和の時代や近代短歌史の流れを茂吉の歩みとともにたどり、それを生み出した心と作品にふれることが出来ます。ぜひゆっくりとご覧ください。
■守谷夫妻記念室
 斎藤茂吉記念館の創立及び運営に献身的な努力をかたむけた守谷誠二郎(茂吉の甥)・ふみを夫妻の遺志を顕彰するための記念室です。企画展示室として特別展等をなどの開催・展示にも活用しています。
■映像展示室
 茂吉の全生涯が概観できる映像(マルチスライド『斎藤茂吉の世界とその時代』)を定時的上映しています。映像展示室(40席)では「斎藤茂吉とその時代」と題するスライドを定時上映しています。これは、9台のスライドプロジェクターによるナレーション付き3面マルチスライドの映像プログラム(約18分)で、茂吉の全生涯を概観することができます。
■茂吉晩年の居室
 茂吉の晩年 ──終焉とその家族・周辺の人たち──
 平成15年に斎藤茂吉没後50周年記念事業として設置した「茂吉晩年の居室(居間・寝室/書斎)」を中心に、家族と門人ら茂吉と密接にかかわった周囲の人びとの作品資料やゆかりの品などを通年展示、紹介しています。
■斎藤茂吉の肉声による短歌朗詠
ご利用案内
【入館料】
 *大人 ・・・ 500円(団体・障がい者/400円)
 *学生 ・・・ 250円(団体・障がい者/200円)
 *小人 ・・・ 100円(団体・障がい者/ 50円)
  ※団体は10名様以上
【車椅子のアクセス】 ・・・ 進入路・展示室は対応(一部未対応箇所 有)
【ミュージアムショップ・コインロッカー】 ・・・ 館内に設置
【音声ガイド(受付で貸し出します)】 ・・・ 300円

斎藤茂吉記念館の基本情報

スポット名 斎藤茂吉記念館
TEL 023-672-7227
住所 〒999-3131
山形県上山市北町字弁天1421
営業日
開館時間:
9:00~17:00 (※入館受付16:45まで)
休館日:
7月第2週の日~土、年末年始(12/28~1/3)
HP http://www.mokichi.or.jp/
駐車場 あり
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