トヤマケンギョギョウキョウドウクミアイレンゴウカイ
富山県漁業協同組合連合会
育てよう!人と魚と碧い海
企業・事務所
- 漁協
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~漁協の事業について~
漁業協同組合(漁協)は、農協・生協等と同じく「協同組合」の組織形態であり、水産業協同組合法という法律に基づいて設立・運営されている団体です。
漁協は協同組合の一形態ですので、中間的非営利法人に分類されており、漁協そのものの営利を目的とした活動を行うことはできず、あくまで組合員である漁業者が生産活動等を円滑に行うことができるよう、組合員のために事業を行っています。
また、こういった組合員に対する事業活動のほか、沿岸域の環境保全、海難救助、国境域の監視等といった多面的・公益的機能も果たしています。
漁協は協同組合の一形態ですので、中間的非営利法人に分類されており、漁協そのものの営利を目的とした活動を行うことはできず、あくまで組合員である漁業者が生産活動等を円滑に行うことができるよう、組合員のために事業を行っています。
また、こういった組合員に対する事業活動のほか、沿岸域の環境保全、海難救助、国境域の監視等といった多面的・公益的機能も果たしています。
~JFグループについて~
JF(漁協)は、漁業者が自分たちの生産活動等を円滑に行うために、協同して出資・利用・経営している自治的な組織で、富山県内には海面漁協が11漁協(沿海漁協10,業種別漁協1)あります。
これらの海面漁協と生産組合等が出資し、全県的な指導団体としてJF富山漁連が設立・運営されています。さらに全国組織として、各都道府県の漁連等を会員とするJF全漁連が組織されています。
また、JFグループでは、消費者の方々に親しまれ、信頼され、選ばれる「漁協と日本の水産物」のイメージ形成のために、統一呼称を「JF(ジェイエフ)」とすることを決定しました。
今後、JFグループは、国産水産物の安全・安心・新鮮さを消費者にアピールするため、 「JF」ブランドの確立に向けた運動を展開していきます。
これらの海面漁協と生産組合等が出資し、全県的な指導団体としてJF富山漁連が設立・運営されています。さらに全国組織として、各都道府県の漁連等を会員とするJF全漁連が組織されています。
また、JFグループでは、消費者の方々に親しまれ、信頼され、選ばれる「漁協と日本の水産物」のイメージ形成のために、統一呼称を「JF(ジェイエフ)」とすることを決定しました。
今後、JFグループは、国産水産物の安全・安心・新鮮さを消費者にアピールするため、 「JF」ブランドの確立に向けた運動を展開していきます。
「だから美味しい富山のさかな」■
富山県で漁獲される魚の美味しさや種類の豊富さ・新鮮さはかねてから定評があり、特に、冬季に定置網で漁獲される脂の乗った「寒ブリ」や、春に漁が始まるホタルイカやシロエビは、富山県の特産として全国に良く知られています。
これら富山の魚は、富山湾に特有な自然環境の恵みによって生み出されるものであり、この「神秘の海・富山湾」をご紹介しましょう。
■富山湾は日本海のポケット
富山湾は、日本海側の中央に位置し、若狭湾に次いで大きな湾です。また、太平洋側の駿河湾や相模湾とならび日本でもっとも深い湾のひとつです。
富山湾は、大陸棚が狭く、深い海が海岸の近くまで迫っていることが大きな特徴です。また「藍瓶(あいがめ)」と呼ばれる16もの海底谷があり、そこは良い漁場となっています。海底谷とは、現在の海底が陸地だった時代の川の跡といわれています。
■暖流と深層水
日本列島のまわりを、暖流と寒流がぐるりととり囲んでいます。
日本海側には対馬海流(暖流)が北に向けて流れていて、富山湾にもその一部が能登半島に沿って入ってきます。このため、暖流系の魚がこの流れに乗って富山湾に入ってきます。
一方、対馬海流の下には日本海固有水(深層水)とよばれる海水があります。この深層水は常に水温が2℃以下で冷たく、栄養が豊富で、きれいな状態に保たれています。そこには冷水系の魚が棲んでいます。
このように富山湾では、暖流の対馬海流と、冷たい深層水が2階建ての家のようになっていて、暖流系と冷水系の両方の魚が数多く見られます。
■富山湾のふしぎ
富山湾には、ホタルイカ、蜃気楼、埋没林など、さまざまな不思議があります。それらは、富山湾特有の自然条件が生みだしたものです。
○ホタルイカ
ホタルイカは毎年3~6月頃、産卵のために富山湾にやってきます。卵や生まれたての赤ちゃんの頃と、産卵のとき以外は、ほとんどのホタルイカは富山湾から離れて生活しています。
ホタルイカは、日本の周辺の海に広く分布していますが、富山湾は海底地形が急に深くなっているため、岸に寄りやすい条件にあると考えられます。
ホタルイカは体全体に発光器をもち、驚いたりすると、腕の先の発光器を強く光らせます。
群れをなしたホタルイカが岸近くで見られるのは、世界的にもめずらしいことです。
○蜃気楼
地面や海面の近くで、冷たい空気と暖かい空気が重なったとき、その境目に目に見えない大きなレンズができることがあります。そのレンズによって、そこを通る光が曲げられるので、遠くの景色が伸びたり船が逆さまになったりして見えるのが蜃気楼です。
富山湾の蜃気楼は、春だけでなく、冬にも見ることができます。
○埋没林・海底林
何千年も前の樹木が、地中に埋もれて腐らずに残ったのが埋没林や海底林です。
有名な魚津埋没林は、約2千年前に地球が温暖化して海面が上昇したため、海岸近くの森林が海に沈み、その上に土砂が積もったためできたと考えられています。
このほか、入善町の沖では海底林が見られます。これは約1万年前の樹木で、大陸棚が昔は陸地であったことの証拠といわれています。
◆富山湾でよく行われている漁法◆
富山湾は、その恵まれた自然条件から、とても良い漁場となっており、古くからたくさんの種類の漁業が発達してきました。それは、漁業者の方々が富山湾の地形にあった魚のとり方の工夫を重ねてきたからです。
富山湾では、「定置網漁業」を中心とした沿岸漁業がさかんに行われています。
このほか、富山湾から日本海では「いか釣り漁業」、「かにかご漁業」などの沖合漁業が、そして太平洋をはじめ世界の海では、「まぐろはえなわ漁業」などの遠洋漁業が行われています。
私たちが毎日おいしい魚を食べることができるのは、自然の恩恵を大切にしながら、さまざまな漁法を編み出してきた人々の努力のおかげだということを忘れてはならないのです。
これら富山の魚は、富山湾に特有な自然環境の恵みによって生み出されるものであり、この「神秘の海・富山湾」をご紹介しましょう。
■富山湾は日本海のポケット
富山湾は、日本海側の中央に位置し、若狭湾に次いで大きな湾です。また、太平洋側の駿河湾や相模湾とならび日本でもっとも深い湾のひとつです。
富山湾は、大陸棚が狭く、深い海が海岸の近くまで迫っていることが大きな特徴です。また「藍瓶(あいがめ)」と呼ばれる16もの海底谷があり、そこは良い漁場となっています。海底谷とは、現在の海底が陸地だった時代の川の跡といわれています。
■暖流と深層水
日本列島のまわりを、暖流と寒流がぐるりととり囲んでいます。
日本海側には対馬海流(暖流)が北に向けて流れていて、富山湾にもその一部が能登半島に沿って入ってきます。このため、暖流系の魚がこの流れに乗って富山湾に入ってきます。
一方、対馬海流の下には日本海固有水(深層水)とよばれる海水があります。この深層水は常に水温が2℃以下で冷たく、栄養が豊富で、きれいな状態に保たれています。そこには冷水系の魚が棲んでいます。
このように富山湾では、暖流の対馬海流と、冷たい深層水が2階建ての家のようになっていて、暖流系と冷水系の両方の魚が数多く見られます。
■富山湾のふしぎ
富山湾には、ホタルイカ、蜃気楼、埋没林など、さまざまな不思議があります。それらは、富山湾特有の自然条件が生みだしたものです。
○ホタルイカ
ホタルイカは毎年3~6月頃、産卵のために富山湾にやってきます。卵や生まれたての赤ちゃんの頃と、産卵のとき以外は、ほとんどのホタルイカは富山湾から離れて生活しています。
ホタルイカは、日本の周辺の海に広く分布していますが、富山湾は海底地形が急に深くなっているため、岸に寄りやすい条件にあると考えられます。
ホタルイカは体全体に発光器をもち、驚いたりすると、腕の先の発光器を強く光らせます。
群れをなしたホタルイカが岸近くで見られるのは、世界的にもめずらしいことです。
○蜃気楼
地面や海面の近くで、冷たい空気と暖かい空気が重なったとき、その境目に目に見えない大きなレンズができることがあります。そのレンズによって、そこを通る光が曲げられるので、遠くの景色が伸びたり船が逆さまになったりして見えるのが蜃気楼です。
富山湾の蜃気楼は、春だけでなく、冬にも見ることができます。
○埋没林・海底林
何千年も前の樹木が、地中に埋もれて腐らずに残ったのが埋没林や海底林です。
有名な魚津埋没林は、約2千年前に地球が温暖化して海面が上昇したため、海岸近くの森林が海に沈み、その上に土砂が積もったためできたと考えられています。
このほか、入善町の沖では海底林が見られます。これは約1万年前の樹木で、大陸棚が昔は陸地であったことの証拠といわれています。
◆富山湾でよく行われている漁法◆
富山湾は、その恵まれた自然条件から、とても良い漁場となっており、古くからたくさんの種類の漁業が発達してきました。それは、漁業者の方々が富山湾の地形にあった魚のとり方の工夫を重ねてきたからです。
富山湾では、「定置網漁業」を中心とした沿岸漁業がさかんに行われています。
このほか、富山湾から日本海では「いか釣り漁業」、「かにかご漁業」などの沖合漁業が、そして太平洋をはじめ世界の海では、「まぐろはえなわ漁業」などの遠洋漁業が行われています。
私たちが毎日おいしい魚を食べることができるのは、自然の恩恵を大切にしながら、さまざまな漁法を編み出してきた人々の努力のおかげだということを忘れてはならないのです。
富山県漁業協同組合連合会の基本情報
スポット名 | 富山県漁業協同組合連合会 |
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TEL | 076-432-6222 |
住所 |
〒930-0096 富山県富山市舟橋北町4-19 |
営業日 |
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HP | http://www.tygyoren.jf-net.ne.jp/ |
駐車場 | あり |