当院は父の代より40年近く地元の産婦人科医院として、家族が増える大切な瞬間＜お産＞を主に、
地域医療へ貢献して参りました。
そして＜100年先まで＞皆さまの生活に密着した健康を守る家庭医でありたいと考えています。
みじかな分娩施設として、地域の健康と安心を守っていきたいと願っております。
また高度な婦人科疾患についても、大学病院での最先端の診療経験や診療ネットワークを生かして
専門的な医療をわかりやすくご案内させていただきます。
そして安心で心地いいHawaiiをイメージした＜誠実な医療＞＜あたたかい看護＞で、
地域のみなさまのお力になりたいと考えています。
お気づきの点があれば遠慮なくおっしゃってください。

院長 中野 義宏

{出産までのスケージュール}
妊娠したお母さんの身体や生活習慣と、赤ちゃんの成長は密接につながっています。
「順調なのか、何か問題があるならどうしたら良いのか」早めの対応ができるように妊婦健診は定期的に受診しましょう。
当院での妊婦健診のスケジュールをご紹介いたします。
[2] 血圧／尿検査／経膣超音波／妊娠初診検査 <6週、7週>
　＊出産予定日を決定します。(修正する場合があります)
[3] 血圧／尿検査／経膣超音波／妊娠初期検査／甲状腺検査(任意)／クラミジア検査
　　血糖／不規則性抗体 <8週、9週、0週、11週>
　＊母子手帳をもらいます
　＊お産をする病院を確認します。
[4] 血圧／計測／尿検査／経膣超音波 <12週、13週>
　　血圧／計測／尿検査／経膣超音波／クアトロ検査羊水検査(任意) <14週、15週>
　　　＊妊婦健診が始まります。4週間ごとに受診してください。
[5] 血圧／計測／尿検査／経膣超音波 <16週、17週、18週、19週>
[6] 血圧／計測／尿検査／経膣超音波 <20週、21週、22週、23週>
[7] 血圧／計測／尿検査／経膣超音波 <24週、25週>
　　＊2週間毎に受診しましょう。
　　血圧／計測／尿検査／経膣超音波／膣内細菌検査 <26週、27週>
[8] 血圧／計測／尿検査／経膣超音波／血液検査／精密超音波 <28週、29週>
　　血圧／計測／尿検査／経膣超音波 <30週、31週>
　　＊入院・赤ちゃんグッズの準備を始めましょう。
　　　お産する病院を決めましょう。
[9] 血圧／計測／尿検査／経膣超音波／血液検査／精密超音波 <32週、33週>
　　血圧／計測／尿検査／経膣超音波 <34週、35週>
[10] 血圧／計測／尿検査／経膣超音波／NST <36週、37週>
　　＊毎週受診しましょう。
　　 血圧／計測／尿検査／経膣超音波／NST <38週、39週>
[11] 血圧／計測／尿検査／経膣超音波／NST <40週、41週>
　　＊予定日を過ぎたら医師の指示通り受診してください。
{検査について}
＊妊娠初診検査
　・HIV　・B型ウィルス　・C型ウィルス　・梅毒　・風疹抗体
　・ヒト成人型T細胞白血病ウィルス　・血液型(ABO式・Rh式)
　・貧血
＊妊娠初期検査
　・不規則抗体　・血糖　・子宮がん検査
＊甲状腺検査 ※任意
＊クラミジア検査
＊クアトロ・羊水検査
＊経膣超音波
＊膣内細菌検査
＊血液検査
　・貧血　・血糖
＊精密超音波
＊NST(胎児心拍モニター)
{当院の“お産”についての考え方}
妊婦さんについては外来パスを導入して、医療の質・安全性の向上に努めています。
各期で助産師とも話をする機会をつくり、不安の軽減・問題の早期発見やバースプランのプランニングのお手伝いをしています。
コミュニケーションを取ることで、お産で来院する時にはお互いの顔が分かることが目標です。
{母親学級}
当院では、より妊娠生活を快適に過ごして頂くために、母親学級を開催しています。この機会に、是非ご参加ください。
　・前期(妊娠16週以降)／妊娠中の生活、食事と栄養、体調管理
　・後期(妊娠32週以降)／出産の準備、入院の準備、院内見学など
　　※後期は、里帰りも含めて、当院で出産する方が対象です

最近の生活習慣の変化により、女性特有の病気が増えてきています。
日常生活に影響があったり、妊娠・出産の可能性に関わることもありますので気になることがありましたら、
早めに受診されることをお勧めします。
[婦人科一般健診]
　＊ブライダルチェック(自費)
　＊月経不順
　＊性感染症
　＊クラミジア
　＊ヘルペス
　＊トリコモナス
　＊梅毒
　＊淋菌感染症
[子宮筋腫・子宮内膜症・卵巣のう腫]
生活習慣・食生活の変化で増えてきています。
生理痛が強くなる・出血量が増える・貧血などがあれば早めに受診しましょう。
早期発見により治療方法の選択肢が広くなります。
当院院長は婦人科内視鏡手術の専門医です。安心してご相談ください。
[避妊相談]
避妊方法というと、男性用コンドームを用いる方法が一般的ですが、
女性も年齢やライフスタイルに合わせて積極的な避妊方法を選択できます。
それぞれのメリット・デメリットをよく理解したうえで納得して選択できるように避妊相談を行っております。
[人工妊娠中絶]
最近の生活習慣の変化により、女性特有の病気が増えてきています。
日常生活に影響があったり、妊娠・出産の可能性に関わることもありますので気になることがありましたら、早めに受診されることをお勧めします。