博愛会地域総合支援センターの開所式及び博愛大学校どりーむ第１１期生の入港式を４月１５日、釘宮 磐大分市長様をはじめ、行政機関、教育機関、県・市社協、施設関係社、地元自治会長様など多くのご来賓をお迎えして執り行いました。
この博愛会地域総合支援センターは、大分駅上野の森口から徒歩５分、ホルトホール南側に位置し、交通アクセスの便利な場所に立地しています。
総合支援センターは「障がい者の地域生活と就労を進め、自立を支援する」ことや、「障がいの状態に応じた仕事や活動を通して社会参加を支援する」ことを実現するための基幹事業所として、障がい者に関するあらゆる相談やニーズに応え、適切な福祉サービスをパッケージで提供する総合的な相談窓口を備えた所謂「ワンストップサービス事業所」となることがスタッフの共通目標です。

大分市を中心とした福祉圏域の障がい者支援の拠点として、障がい者のライフステージやライフスタイルに配慮したサポート体制を関係各機関と連携して構築するとともに、より多くのニーズに応じていけるような専門性を高め、障がい者が地域で安心して暮らしていけるようスタッフ一同取り組んでまいりますので、何卒ご指導とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

５月１日からオープン致しました健康レストラン「久住屋」と高原百貨店「久住屋」は、福祉農場コロニー久住の障がい者スタッフが丹精込めて栽培した新鮮な野菜や一貫飼育した安全・安心の豊後和牛を素材に使ったお料理や食材、そして何よりもレストランで働く障がい者の生真面目で一生懸命に接する心のこもったおもてなしの姿勢が、お客様アンケートの回答などで好感度が高い評価をいただいています。

これからも、福祉サービスの原点でもありますお客様の声を大切にし、お客様に愛されるお店創りに精進してまいります。

最後に、地域総合支援センター開設にあたり多くの皆様から頂きました多大なご支援ご協力に心から感謝を申し上げます。

施設長　　　原　基典

●博愛大学校どりーむの目的
　特別支援学校高等部や高等学校等を卒業した方を対象に２年間の有期限の課程で特別カリキュラムを編成し、「社会生活力」「仕事をする力」「卒業後の住む場所」などについて総合的な支援を行い、就職・生活自立に向けての教育を行なうことを目的とします。
●定員／15名(男女不問)
●日課
　6:00　起床、身支度・洗濯干し、掃除、朝食・片付け、活動準備、HR、健康把握
　9:00～16:30　職業実習、法人内事業所実習、社会生活訓練など
　16:30～　掃除、入浴準備、夕食・準備・片付け、
　　　　　一日の反省・翌日の行動予定確認、余暇・入浴・洗濯
　22:00　消灯
●実習や作業の様子
　・主な実習業者
　・学校給食製造会社
　・中古車販売業
　・コンビニエンスストア
　・レストラン久住屋
　　　　　　　　　　　　　等・・・