私学の教育について、どう考えるか。
このことについて私がイメージする歌、「ふるさと」があります。「うさぎ追いし・・・」もありますし、近年、合唱コンクールの課題曲となった嵐の曲もあります。どちらも心に響く歌で、学校というのは本来、このようなイメージであったと考えています。
文化の中心、あるいはやさしさいっぱいの母親的なところ、勇気をもらえる父親的なところです。友達がいて、なんでも素直に話せて、聞いてもらえる場所です。
私が子どもの頃、学校にピアノが寄贈されました。みんな体育館に集まりました。どんな音が出たか覚えていません。覚えているのは、先生が全ての蓋をはずして弾いたとき、いろんなハンマーがぴょこぴょこと動いたことです。「こんなことで音が出るんだ・・・」学校は驚く場所でした。
ガチャンと紙を綴じることができるホッチキス、話したことがそのまま入ってしまうテープレコーダー・・・。そういう体験のできるところが学校でした。学校でしかできなかったとも言えます。
大人たちはみんな子どもたちのために何でもやってくれました。子どもたちはそれに応え、立派に成長したのです。
わが子の学びが直接見える教育に期待をかけましょう。みんなで手を取り合って子どもたちの成長を見守りましょう。
私学教育のイメージを私はこのように考えています。

つくば国際大学東風小学校長　村井 芳雄

≪制服≫
デザイン性と着やすさを考えた制服です。通学着（冬・夏）、校内着、体操着をそろえ様々な場面において児童達の活発な活動にも適応しています。また、各種式典では、ガウンを着用します。
●式典服(アカデミックガウン)
　ガウンは誇り高き学問の象徴です。
　角帽の4つの角は、古来からの4つの基本的学問である「医学」「法学」「神学」「工学」を表しています。これらは社会において、重要な学問です。
≪セキュリティ≫
KAZASUシステムにより、児童の登下校時に保護者の方へ写真付きメールを配信します。また、敷地内に20カ所以上の監視カメラを設置し、職員室内のモニターで監視及び録画を行っています。来校者についてはインターホンやカメラでチェックを行います。
≪充実した教育環境≫
◆グラウンド・・・子どもたちが思いきり走れる広いグラウンド。
　　　　　　　　　ラグビーのポールがはるかぜの象徴です。
◆クラスルーム・・・子ども達が普段生活する教室です。
　　　　　　　　　　エアコンやプロジェクターが設置されており、快適に学習
　　　　　　　　　　することができます。
◆アリーナ・・・光がさしこむ体育館は冷暖房完備。
　　　　　　　　各種式典なども行われます。
◆オーディトリアム・・・最新設備の視聴覚室です。
　　　　　　　　　　　　PCスペースはもちろん、映像設備も整っています。
◆カフェテリア・・・光あふれる広いカフェテリアで、子どもたちと教職員が
　　　　　　　　　　楽しく給食をとります。
◆ガーデン・・・緑のある中庭は、子どもたちが思い思いに過ごせる快適な憩い
　　　　　　　　の場です。
◆こころの間・・・日本の伝統文化を学ぶための和室。
　　　　　　　　　お茶の作法も学べます。
◆ライブラリー・・・じゅうたん敷きの明るい図書室は、落ち着いて本が読めます。
◆フリースペース・・・ゆったりとしたコミュニケーションスペース。
　　　　　　　　　　　友だちや教員と交流を深めることができます。
◆ミュージックルーム・・・豊かな音が広がる音響設備で、ミニコンサートも
　　　　　　　　　　　　　開けます。
◆ティーチャーズルーム・・・壁や扉のない開放された職員室。
　　　　　　　　　　　　　　子どもたちが訪れやすい雰囲気です。
◆ルーフバルコニー・・・風をいっぱい感じることのできる、爽快なウッドデッキ
　　　　　　　　　　　　バルコニーです。

【建学の精神】
　本学は、建学の精神を「白梅」に託した。
　寒苦風雪に耐え、百花にさきがけて、花開き、気高く香り、やがて立派な実を結ぶ、この「白梅の花実両全」の姿を象徴している。
【校訓】
　ひたむきさ／誠実さ／謙虚さ
【つくば国際大学東風小学校の教育】
◎つくば国際大学東風小学校のグランドデザイン
　確かな学力の向上を目指し、思いやりの心を持ち、自ら学び、知性と感性に富む子どもの育成
●ことばの時間
　国語の時間とは別にカリキュラムを作成し、日常生活に生きて働く児童の言語能力を育てます。
●はるかぜタイム
　4教科に絞り、より個別化を図った指導を行うために時間を特設し、補充・発展の時間としています。
●全校道徳
　全校児童で学び考える全校道徳をつきに1回実施。異学年交流を通して、豊かな人間性を磨き、人間力育成を図ります。
●伝統文化の尊重
　国際社会に生きる日本人としての自覚を育成するため、伝統文化として、箏の授業を各学年特設しています。また、アフタースクールにおいては、茶道、能を取り入れて、日本文化に愛着を持たせるようにしています。
●英語教育
　1年生から英語に親しむ時間を多くとり、コミュニケーションはもちろんのこと、「話す、聞く、読む、書く」能力をバランスよく伸ばしていきます。授業は外国人教師と日本人教師が一緒に担当します。
●食育
　本校の給食は本校在籍の管理栄養士による完全給食で、既製品をなるべく使わない手作りのものを提供しています。児童・教職員がカフェテリアに集まり、楽しいランチタイムを過ごします。また、食事のマナーの徹底も図ります。
食物アレルギーについても可能な限り対応いたします。
●アフタースクール(課外講座)
　教師が当番制で管理者として常駐します。運動、文化、芸術的な活動に加えて、基礎・応用的な学習プログラムも実施しています。
●保護者の会
　保護者の会は児童の健全な成長を願い，学校教職員と協力しながら活動を行います。学校や家庭での教育環境の整備・充実と，会員相互の研修や交流を図っています。