■建学の精神
東京学館浦安高等学校は学校法人鎌形学園によって設立された学校です。
その設立趣旨は、創立者 故鎌形剛 先代理事長の建学の理念である、『わが国の青年が、わが国の文化、伝統を愛し且つ誇り、もって世界各地域の人々と共生して向上するために献身できる社会人を育成する』にあり、これが建学の精神となっています。
来るべき21世紀に貢献できる人材の育成と、国際社会で中心となる人材の輩出が、今日本校が掲げる目標ですが、これらを包括し、やがてくる未来に対処できる次代を担う人材の育成を標榜した、先見性に富んだ建学の精神なのです。
■教育方針
本校は教育方針として『自主・自学』を定めています。
　《自己の開発》―かくれた才能を掘り起こし、豊かに伸ばす。
　《判断と責任》―是非善悪を自主的に判断し、責任を持って行動する。
　《相互扶助》―学校生活を通し、互いの立場を尊重し、協力し合う。
この3網領を実行目標として学力の伸長だけでなく、全人教育を目指します。
校訓とも呼ぶべき『自主・自学』とは、勉学を含めたあらゆることすべてに対し、自主的積極的な人間の樹立を目指しているのです。充実した3年間または6年間は、生徒一人一人を最も良い方向に伸長するための育成機関になることでしょう。
自分探しの旅も、自分の真価の発見も、将来の進路の決定も、学館浦安という場所が、皆さんにとって充実した未来を指し示してくれるはずです。その一端が、上記の教育方針にも現出していると考えます。

自分の将来を見つめ、夢を描きそれを実現する為の進路を深く考え始める時期が、高校時代です。生徒の能力・適正・進路に応じた5つのコース別カリキュラム編成と文理別授業選択制の2年次からの導入による効果的な学習指導を通じて、国立・難関私大や文系・理系の全ての学部・学科への進学を可能とします。公立高校では完全週5日制が実施されていますが、本校では、従来の各週5日制によって履修単位を減らすことなく(Sコースに於いては、週2日の7限授業により標準単位以上の学習を行い)、生徒の学力向上を実現させています。
【1年生】・・・Ｓコース、Ａコース、Ｂコース、国際コース、体育コース、内部進学コース
【2年生】・・・Ｓコース理系・文系、Ａコース理系・文系、Ｂコース理系・文系、国際コース、体育コース、内部進学コース理系・文系
【3年生】・・・Ｓコース理系・文系、Ａコース理系・文系、Ｂコース理系・文系、国際コース、体育コース、内部進学コース理系・文系

◆Ｓコース；国公立大及び難関私大を目指す1年次より大学受験に直結させた授業展開を行うコースです。
◆Ａコース；Ｓコースと並ぶ特別進学コースで2・3年次進級時にＢコースと成績によってクラス替えを実施して学習意欲の高揚を図ります。
◆Ｂコース；大学・短大など幅広い進路に適応できる授業を展開するコースで2・3年次進級時にはＢコースと成績によって暮らし替えを実施しています。
◆国際コース；オーストラリア修学旅行、海外3ヶ月留学などを取り入れたグローバルな視野の教育を実践しており、目的意識の高い生徒が集まる活気にあふれたコースです。
◆体育コース；スポーツ能力の向上と体育全般の技能育成を図るコースで、全国大会を大きな目標に掲げた向上を目指す仲間と充実した3年間を過ごします。
◆内部進学コース；東京学館浦安中学校からの進学した生徒のコースです。
※そしてすべてのコースにおいて教科学習のみならず、総合学習・LHR活動・クラブ活動・また海外研修旅行等の様々な学校行事での体験を通して、視野を広め「自主自学」の精神を育てます。生徒は「自ら学び自ら考える」中で、自己を深く知り、社会に目を向け、将来に大きな夢を持ち、その実現に向けて歩み出していきます。そして、そのすべての過程で、教員が生徒1人1人に向き合い、きめ細かにサポートしていきます。