「膝がー！！」

忘れもしない、あれは高1の秋の日のことだった。

当時走るのが大好きで、遅くても陸上部に所属し、長距離の練習に明け暮れていた毎日。練習がどんなにきつくても「情熱の汗」は失わなかったが、この日は痛みによる「冷や汗」に変り、気がつけば両手を地面につけていた。

「膝が痛くて思いっきり走れない」

次の日から早速通院生活が始まる。近所の接骨院、鍼灸院、整体院、整形外科病院を転々とする。しかし一向に治る気配なし。絶望と不安が心の中によぎる。楽しい筈の高校生活が何故・・・？

何故私だけこんな思いをしなくてはならないのか・・・、心の中で神を恨む。

そんな生活の中、知人にある接骨院を薦められる。まさかこの時この院長先生が私の師匠に成るとは・・・人生とはわからないものである。

実際、通院治療を始めると今まで痛かった両膝がウソの様に引いて行く。痛みが引き、陸上部に戻ろうと思った頃にはもう走ることへの未練は無く、あるのは院長（師匠）と兄弟子達への憧れだった。

「あの先生のようになりたい！！」
そして、「自分のように痛みで困っている人を逆に自分の手で助けてあげられる様な人間になりたい」

この日から私の治療家としてのスタートとなった。私に治療家の神様が降りてきた瞬間でもあった。

あれから２０年余、グランドは走っていないけど気持ちは常に走ってきたような気がする。縁のあった方々に自分の最高を提供出来るよう毎日が修行の繰り返し、いつもそう思います。

ちなみに屋号の「あゆむ」は開業前に私の背中を押してくれた一冊の本の著者の名前と、走る事より歩くことの方が身体に良いということが偶然一致して、2000年11月に「あゆむ接骨院」が誕生しました。

今現在、開業して10周年を迎えましたが患者さんに「お陰様で身体が楽になりました」と言われる事ほど嬉しい事はありません。一人でも多くの方々にあゆむ接骨院に来て良かったと思われるよう成長、修行して行こうと思っております。

院長 前田孝之（まえだ　たかゆき）

東武越生線・東毛呂駅前の整骨院・あゆむ接骨院です。越生町・坂戸市・日高市からも便利。むち打ちなど交通事故の後遺症、スポーツ傷害などお任せください。

・身体の痛みでお悩みの方
・交通事故でお悩みの方
・スポーツ障害でお悩みの方

あゆむ接骨院にぜひご相談ください。