重度障がい者の方で、働く意欲と作業能力をもちながら職場環境、通勤などの諸事情によって、一般企業に雇用されない方は少なくないはずです。茨城福祉工場はその方達のために環境の整った職場と住居を用意し、自立生活のもとに働く喜びを通して社会参加をしていただくために就労を支援する指定事業所です。

障がい者の方の雇用を前提とし、事業部門は独立採算性で運営されております。

平成18年10月より障害者自立支援法に基づき就労継続支援事業Ａ型に移行し、より幅広いニーズに応えられる体制を整え、就労支援を行っております。

茨城福祉工場は、総務課と製造課、情報課の3つの課で編成しています。
■総務課
　従業員の皆さんとのコミュニケーションんを大切にし、事業部門の業務が円滑に進むようお手伝いしています。健康第一で元気な職場づくりを目標に、ある時は会社の顔となり、またある時は縁の下の力持ちとなり、従業員の皆さんが気持ちよく働ける環境づくりを目指し、日々努力しています。
≪業務内容≫
　法人本部(事務)・庶務・経理
≪健康管理室≫
　健康管理室に看護師がおり、社員の健康増進に取り組んでいます。
　月に1度産業医による職場巡視を実施。
　社員一人ひとりが健康でいきいきと活動することができるよう、健康管理はもちろんの事、生活習慣病予防の教育、生活相談を実施しています。
≪給食サービス≫
　栄養士指導の下、栄養バランスだけでなく季節感を大切にした献立を考えています。また、個々の体質を考慮したメニュー作りを心がけています。
■製造課
　製造第1グループと第2グループのグループに編成し、各種電子部品等の組立及び検査を行っています。障がい者リーダーを主体に、高品質な組立作業を実現します。
≪業務内容≫
　　・家電部品組立
　　・医用機器組立
　　・自動車部品組立、検査
　　・タッチパネル用センサー組立、調整
　　・シリコン製品製造
　　・半導体部品検査
　　・オリジナル商品製造(しじみ人形)
■情報課
　情報課では『障がい者IT技術集団による、新たな価値の創造を目指して』をスローガンに、お客様の抱えるICTに関する問題を様々な方法で解決に導いております。