弊社は明治末期に北九州門司の山城屋の支店として､海軍に物資を納める為､呉の地で創業しました。
当時から米軍や海軍さんにも受けが良いハイカラなお酒や､食品を扱っていたと聞いております。

日本酒､キリンビール､赤玉ポートワイン､洋酒､酎ハイ､赤ワイン､芋焼酎､地酒などこれまで様々なトレンドのお酒が生まれ､いつの時代もお酒は人々の生活の一部にありました。

成熟した社会の中では「酔うためのお酒」ではなく「楽しむためのお酒」のある「ライフスタイルの提案」 が､
これからの時代に必要な酒販業としての使命であると考えています。

様々なジャンルのお酒を通して､美味しいお酒に出会う事が出来る「酒屋さん」と 楽しい酒の席を提案できる
「飲食店づくり」に特化した酒販サービス業を行います。
そして今後も地域で必要とされる､町の頼れる酒屋さんとなるよう営業して参ります。
「呉山城屋」を今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。

この場所で創業し、呉の町の酒屋さんであるために・・・
呉市は海軍の街、戦艦大和を生んだ造船の街。
海上自衛隊もあり、たいへん歴史と浪漫にあふれた所です。

山城屋は明治２９年に創業し、当時は海軍工廠も設置され、軍港として栄えていた呉市で、海軍御用酒屋としてたくさんの酒を海軍に納入しておりました。

また、その当時から缶詰めやワインなどの輸入物にも早くから触れる事ができていました。

そして、現在はお酒を販売するだけでなく、飲食店のプロデュースまで行い、「美味しいお酒のあるライフスタイル」を皆様に様々な形で提案しています。

旨い酒のあるライフスタイルの提案。
○○屋さんが世の中から減っていく中これからの酒屋さんができること。

当店のめざす酒屋とは、希少銘柄、ブランド銘柄をとりそろえることではなく、料飲店様、一般のお客様に、わかりやすくお酒を伝える店、旨い酒を普及啓蒙し、その裾野を広げ「旨い酒のあるライフスタイルの提案」
であると考えております。

文化が成熟した２１世紀だからこそ、酒を「買う人」と「売る人」といった単純な人間関係ではなく、酒を通して底の深い人間関係をもった商いを山城屋はしていきたいと考えます。