マツウラヅケホンポ
松浦漬本舗
創業120余年。宮内庁御用品。松浦漬、西京みそ漬、いか入り海鮮しゅうまいなどの販売、通販
土産品・物産
- お土産・特産品
- エリア
- 佐賀県唐津市
- 最寄り駅
-
佐賀空港から車で80分
JR唐津線 唐津駅 から車で20分
松浦漬本舗について
託味伝心 明治25年創業、一子相伝、本物の味を皆様へ
【江戸時代より勇名を馳せた捕鯨基地・佐賀県唐津市呼子町】
九州・佐賀県の北西部にある唐津市呼子町。大陸に向かうこの街は、天然の良港を持ち、古くは海上交通の要衝として栄えてきました。
文禄年間、太閤秀吉が朝鮮出兵を行った時代に始まり、戦後間もない頃まで、この地域の発展を支えてきた産業、それが捕鯨です。特に江戸時代から明治初期にかけて、呼子の捕鯨は興隆を極め、国内有数の捕鯨基地としての勇名を馳せていました。沖合に広がる玄界灘を、秋に下り、春に上る鯨。船団を組んで海に乗り出し、網をかけてもりを突いてしとめる、日本ならではの勇壮な網取り式漁法の様子は、絵巻物となって記録に残されています。
【創業者、山下ツルが心血注いで創りあげた味「松前漬」】
江戸時代に全盛を極めた鯨組・中尾家。その後を引き継ぎ、明治11年に創業した小川嶋鯨組(のちの小川嶋捕鯨株式会社)。その出資者であった事業家・山下善市のもとには、鯨肉や内臓などの分配品が届けられていました。分配品の中には、かぶら骨と呼ばれる鯨の上あご(鼻筋)の軟骨も。捕鯨基地として歴史から鯨の食文化が発達していた呼子でしたが、かぶら骨は利用価値が少なく、調理法もほとんど皆無。細かく刻んで刺身のつまとして用いる以外、使い道はありませんでした。
かぶら骨の持つ独特の食感に注目した、善市の妻・ツルは、酒屋を営む本家より酒粕の豊な風味と試行錯誤によって生まれた甘辛い味付け。酒の肴としてはもちろん、ごはんとも相性がよいツル手製のかぶら骨の酒粕漬は、瞬くうちに近所の評判に。明治25年に創業し、明治40年には「松浦漬」という名で商標を所得しました。
その後、社長の代も時代も移ろい、昭和30年代の捕鯨最盛期には庶民の味としてたいへんな人気を馳せるようになりました。ところが時代も豊になり、ついに昭和62年に商業捕鯨が停止に。原材料となるかぶら骨がほとんど手に入りにくい状況となり価格が高騰してしまいました。そんな厳しい環境の中、山下ツルが作った伝統の味を守っていくためにも、かぶら骨以外にも漬け込む素材を広げ、旬の魚介類を素材にした新たな味の開拓に乗り出しました。
【江戸時代より勇名を馳せた捕鯨基地・佐賀県唐津市呼子町】
九州・佐賀県の北西部にある唐津市呼子町。大陸に向かうこの街は、天然の良港を持ち、古くは海上交通の要衝として栄えてきました。
文禄年間、太閤秀吉が朝鮮出兵を行った時代に始まり、戦後間もない頃まで、この地域の発展を支えてきた産業、それが捕鯨です。特に江戸時代から明治初期にかけて、呼子の捕鯨は興隆を極め、国内有数の捕鯨基地としての勇名を馳せていました。沖合に広がる玄界灘を、秋に下り、春に上る鯨。船団を組んで海に乗り出し、網をかけてもりを突いてしとめる、日本ならではの勇壮な網取り式漁法の様子は、絵巻物となって記録に残されています。
【創業者、山下ツルが心血注いで創りあげた味「松前漬」】
江戸時代に全盛を極めた鯨組・中尾家。その後を引き継ぎ、明治11年に創業した小川嶋鯨組(のちの小川嶋捕鯨株式会社)。その出資者であった事業家・山下善市のもとには、鯨肉や内臓などの分配品が届けられていました。分配品の中には、かぶら骨と呼ばれる鯨の上あご(鼻筋)の軟骨も。捕鯨基地として歴史から鯨の食文化が発達していた呼子でしたが、かぶら骨は利用価値が少なく、調理法もほとんど皆無。細かく刻んで刺身のつまとして用いる以外、使い道はありませんでした。
かぶら骨の持つ独特の食感に注目した、善市の妻・ツルは、酒屋を営む本家より酒粕の豊な風味と試行錯誤によって生まれた甘辛い味付け。酒の肴としてはもちろん、ごはんとも相性がよいツル手製のかぶら骨の酒粕漬は、瞬くうちに近所の評判に。明治25年に創業し、明治40年には「松浦漬」という名で商標を所得しました。
その後、社長の代も時代も移ろい、昭和30年代の捕鯨最盛期には庶民の味としてたいへんな人気を馳せるようになりました。ところが時代も豊になり、ついに昭和62年に商業捕鯨が停止に。原材料となるかぶら骨がほとんど手に入りにくい状況となり価格が高騰してしまいました。そんな厳しい環境の中、山下ツルが作った伝統の味を守っていくためにも、かぶら骨以外にも漬け込む素材を広げ、旬の魚介類を素材にした新たな味の開拓に乗り出しました。
(松浦漬)
鯨の上あご(鼻筋)の軟骨「かぶら骨」を、細かく刻み、長時間水にさらして脂を抜いたのちに、甘く調味した酒粕に漬け込む松浦漬。
滑らかな舌触りの漬け床をともに、かぶら骨のコリコリとした食感を味わう、呼子特有の銘産品です。平凡社の百科事典作成の折には、日本珍味五種の一つに数えられました。
創業者・山下ツルが松浦漬を考案した当初は、長期保存をすることができず、つくっては捨ての繰り返しでした。開発に多額の私財をつぎ込み、家が傾きかけたことや、松浦漬づくりが上手く行くようにと氏神の愛宕神社にお百度参りを行ったとか、創業者・山下ツルの松浦漬づくりにたいするなみなみならない思いが伝わる逸話も数多く残っています。
長年の試行錯誤の結果、酒粕特有の風味を保ちつつ、長期保存ができる現在の松浦漬の製法を生み出すことができました。情熱と労力をかけて培った製法だけに、ツルはその製法の流出を一切禁じました。メモとして記録に残すことはもちろん、作業場でのやりとりは隠語を使うなど、家伝の秘法として代々口伝えのみで受け継がれています。
いまも、松浦漬の味付け、調合比率を知るのは社長ただ一人。次の代に受け継ぐその日まで、最終工程は必ず社長自らの手で。このような決まり事によって、松浦漬の伝統製法、伝統の味は守られているのです。
滑らかな舌触りの漬け床をともに、かぶら骨のコリコリとした食感を味わう、呼子特有の銘産品です。平凡社の百科事典作成の折には、日本珍味五種の一つに数えられました。
創業者・山下ツルが松浦漬を考案した当初は、長期保存をすることができず、つくっては捨ての繰り返しでした。開発に多額の私財をつぎ込み、家が傾きかけたことや、松浦漬づくりが上手く行くようにと氏神の愛宕神社にお百度参りを行ったとか、創業者・山下ツルの松浦漬づくりにたいするなみなみならない思いが伝わる逸話も数多く残っています。
長年の試行錯誤の結果、酒粕特有の風味を保ちつつ、長期保存ができる現在の松浦漬の製法を生み出すことができました。情熱と労力をかけて培った製法だけに、ツルはその製法の流出を一切禁じました。メモとして記録に残すことはもちろん、作業場でのやりとりは隠語を使うなど、家伝の秘法として代々口伝えのみで受け継がれています。
いまも、松浦漬の味付け、調合比率を知るのは社長ただ一人。次の代に受け継ぐその日まで、最終工程は必ず社長自らの手で。このような決まり事によって、松浦漬の伝統製法、伝統の味は守られているのです。
(銘酒粕漬・西京みそ漬)
<松浦漬の伝承の製法が発展した魚介の旬を味わう「託味伝心シリーズ」。>
酒粕をベースにした漬け床に、鯨のかぶら骨を付け込む松浦漬。
鯨そのものが希少となり、松浦漬自体が高級珍味となるなかで、松浦漬本舗では伝承の味と製法を日常的にご賞味いただける商品の開発を行っております。それが旬の魚介を用いた「託味伝心シリーズ」です。
◎ほのかにかほる「銘酒粕漬」、馥郁と味ひろがる「西京みそ漬」
*銘酒粕漬・・・酒粕が魚介の脂を吸収し、身がしまりさっぱりとした味わいが特徴
で、銀だらや金目鯛など脂ののった魚に適しています。
焼き上げた時にほのかにかほる酒粕の香りが食欲をそそります。
*西京みそ漬・・・みそが魚の脂を包みこみ、身を柔らかく包み込むのが特徴。
まろやかでやさしいみその香りと味わいは、小さなお子さま
からご年配の方まで幅広く愛されています。
酒粕をベースにした漬け床に、鯨のかぶら骨を付け込む松浦漬。
鯨そのものが希少となり、松浦漬自体が高級珍味となるなかで、松浦漬本舗では伝承の味と製法を日常的にご賞味いただける商品の開発を行っております。それが旬の魚介を用いた「託味伝心シリーズ」です。
◎ほのかにかほる「銘酒粕漬」、馥郁と味ひろがる「西京みそ漬」
*銘酒粕漬・・・酒粕が魚介の脂を吸収し、身がしまりさっぱりとした味わいが特徴
で、銀だらや金目鯛など脂ののった魚に適しています。
焼き上げた時にほのかにかほる酒粕の香りが食欲をそそります。
*西京みそ漬・・・みそが魚の脂を包みこみ、身を柔らかく包み込むのが特徴。
まろやかでやさしいみその香りと味わいは、小さなお子さま
からご年配の方まで幅広く愛されています。
(海鮮しゅうまい)
*えび入り海鮮しゅうまい
*いか入り海鮮しゅうまい
*くじらしゅうまい
*いか入り海鮮しゅうまい
*くじらしゅうまい
(ご家庭用)
*松浦漬パック
*貝柱粕漬パック
*海茸粕漬パック
*いかの豆板醤パック
*いかの塩辛パック
*いかの塩辛 瓶入
*西京漬 銀さけ
*西京漬 さわら
*西京漬 さば
*えび入り海鮮しゅうまい
*いか入り海鮮しゅうまい
*貝柱粕漬パック
*海茸粕漬パック
*いかの豆板醤パック
*いかの塩辛パック
*いかの塩辛 瓶入
*西京漬 銀さけ
*西京漬 さわら
*西京漬 さば
*えび入り海鮮しゅうまい
*いか入り海鮮しゅうまい
松浦漬本舗の基本情報
スポット名 | 松浦漬本舗 |
---|---|
TEL |
0120-82-3363 0955-82-0180 |
FAX | 0955-82-0108 |
住所 |
〒847-0304 佐賀県唐津市呼子町殿ノ浦5番地 |
営業日 |
|
https://www.facebook.com/matsuurazuke/ | |
駐車場 | あり |