国里整形外科は、昭和8年に当地茨木にて国里医院として開院しました。以来80年にわたり地域に密着した医療の道を歩んでまいりました。平成元年に医療法人国里整形外科として改組し、診療科目を整形外科・外科・リハビリテーション科・リウマチ科として医療を行っています。
小さな怪我から、大きな疾病まで、患者様の身近にいて、ご要望にお応えしつつ、適正な医療を行うことができるよう日々努力を続けています。
特に当院では、慢性疾患や外傷性疾患による疼痛の緩和や、脳疾患による後遺症が残存する患者様に対し、日常生活動作の向上を目指し、患者様のリハビリテーションをスタッフ一同協力して行っています。
また地域での医療連携を行っており、患者様の治療に適切な専門医、医療機関のご紹介を行っています。
今後とも皆様の身近にいて、ホームドクターとして地域医療のお役にたてるようスタッフ共々、一層の努力をしてまいりますのでよろしくお願い申し上げます。
院長　國里 洋子

当院では医師・看護師・理学療法士、マッサージ師・柔道整復師・義肢装具士などが連携して、チーム医療の体制で治療を行っています。
●整形外科
身体の運動に関わる骨や筋肉、関節、神経などの運動器の疾患を扱う診療科です。
　背骨や脊椎、手や足、肩関節、股関節、膝関節などの関節の治療から、骨や関節などを取り囲む筋肉や、神経系からなる運動器の機能的改善のための治療を目的として行います。
●リハビリテーション科
骨・関節、神経や内臓の疾患などにより障害のある患者様に、機能の障害、能力低下などの回復を促す治療を行います。
　患者様の疾患には、脳卒中、脊椎損傷、関節リウマチ、骨折、パーキンソン病など様々な原因があります。運動療法によって筋力、間接可動域などの運動機能や、呼吸・循環機能の改善を行います。日常生活での自立や、社会への復帰を目指すことを目的としています。骨関節・末梢の疼痛に対しては、電気や温熱、マイクロ波などの物理療法を併用して痛みの軽減や除去による機能の改善を目指します。
●リウマチ科
薬による痛みの除去、整形外科的治療と運動療法により、関節の変形を予防します。
　リウマチは自己免疫疾患の一つです。自分のからだを攻撃する因子(自己抗体)が原因です。関節リウマチが進行すると骨や軟骨のびらんや、関節の破壊や変形に至ることがあります。薬による痛みの除去、整形外科的治療と運動療法により、間接の変形を予防し、日常生活や仕事が続けられるようにすることが重要です。
●交通事故・労働災害
幼児から高齢者まで幅広い年齢層の患者様の治療を行っています。
　交通事故や労働災害などによる打撲、捻挫、骨折などの外傷から、加齢による変形性疾患、骨粗鬆症、関節リウマチ、痛風などの治療を行っています。