小西病院は、ここ豊中市曽根東町に1961年　小西眞倫が小西外科病院を開院してから、地域の皆様と共にここまで歩ませていただいたこと、本当にありがたく思います。お陰様をもちまして平成23年、創立から50年を迎えるに至っております。昭和36年の開院当初より、豊中市でもいちはやく外傷を中心とした救急医療に取り組み、平成３年には内科を併設し、小西病院として再スタート致しました。

平成16年には「医療法人藏春堂」として法人格を取得いたしました。現在は、外科、内科、整形外科、小児科、形成外科等の診療科を有し、37床の小規模病院ではありますが、弊院の根本である急性期医療を中心に、大阪大学医学部付属病院、高度救命救急センターなどと連携し、少しずつではありますが、総合病院として発展しつつある現状です。また、訪問在宅医療、通所リハビリテーションや居宅介護支援などの介護分野にもその働きを広げてまいりました。

私自身は、大阪大学医学部特殊救急部（現　高度救命救急センター）において、医師として基礎から救急医療を学んでまいりました。今後も豊中市の地域医療に貢献できることを目指し、より一層強い気持ちで取り組みたいと思います。

創業の精神である「人を愛して、医療を愛して」に基づき地域の皆様のため、人として心のこもった安心で安全な医療の提供に務めてまいります。


理事長・院長　小西 昭久

■外科・整形外科をはじめ、内科・小児科などの診療科目を有し、交通事故・労務災害などの緊急外傷に対応した救急病院指定(二次救急)を受け、24時間体制での医療に取り組んでいます。
■大学病院との連携によって、整形外科専門医、救急専門医を多数招き、上肢・下肢の整形外科疾患(骨折)を中心に、手術を含めた治療を行っています。また東洋医学漢方専門医による漢方外来を行っています。
■地域の頼れる病院を目指し、急性期治療以外にも、在宅診療や介護保健施設としてのデイケアにも力を入れ取り組んでいます。
■主な医療設備としては、デジタル画像診断システム、3次元画像解析システム、16列マルチスライスCT、超音波診断装置、内視鏡(経鼻消化管)などの特殊設備を備え、年間約200列前後の手術(主に整形外科手術)を行っています。
■病院連携では、大阪大学付属病院(高度救命救急センター)、千里救命救急センター、市立豊中病院、刀根山病院、済生会・千里病院、関西労災病院など、それぞれの病状に応じた協力体制を敷いております。