オビリンガクエン

桜美林学園

善を行い、平和を尋ね求め、追い求めよ。
学校・教育
  • 各種学校
エリア
東京都町田市
最寄り駅
町田市役所から車で16分
JR東日本横浜線 淵野辺駅 から車で9分
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理事長・学園長からのメッセージ
桜美林学園は1946年に開学し、現在の町田キャンパスを中心にその歴史を築いてきました。今では幼稚園、中学校、高等学校、大学、大学院に約10,000人の園児、生徒、学生が学ぶ学園に発展しています。
しかし学園のルーツは92年前の中国北京にまで遡ります。

学園の創立者である清水安三は、1917年にキリスト教の宣教師として中国に派遣され、当時、中国北方を襲った飢饉により、行き場を失った子どもたちの為に施設を作り運営を始めました。
その経験から中国の子どもたちや女性たちが、技術とともに教養を身につけることのできる学校として1921年に「崇貞学園」を設立したのです。
崇貞学園は順調に発展したのですが、敗戦により中国北京政府の管轄下に置かれ、清水は帰国を余儀なくされました。

しかし、帰国後、「崇貞学園」の延長として日本で学校を復興させたいと考え、現在の町田キャンパスがある場所で、母校であるアメリカのオベリン・カレッジから名を取り、桜美林学園を設立したのです。桜美林学園が開学当初より、「キリスト教精神に基づく国際的人材の育成」を建学の理念としているのには、このような歴史にも起因しています。

1990年代初めの日本のバブル経済崩壊後、バブルの盛衰は世界に様々な形で飛び火し、2008年後半に起きたリーマンショックにより世界経済は重大な危機を迎え、多少明るさが見えてはきましたが、今だにその傷が癒えていない状況です。桜美林学園では、このような変化の厳しい社会世界情勢だからこそ、価値観、文化、言葉の違う世界の中にあっても、様々なコミュニケーションスキルを身につけ、対応できる人材の育成を目指します。
また幅広い知識や教養を身につけるだけでなく、自分の価値観のみを中心とするのではなく、他者の立場にも立って物事を判断できる能力を養う教育を大切にします。

そして何よりも大切にしていることは、どのような状況の中にあっても、希望を失うことのない精神の育成です。聖書には「見よ、私はあなたと共にいる。
あなたがどこへ行っても、わたしはあなたを守る。」(創世記28:15)と書かれています。創立者清水がそうであったように、迷う時も悩みの時も、希望を失うことなく神の御守りを信じ、雄々しく歩み続けさせていただけることを願いつつ、これからも教育活動を展開していきます。
学園の目的
「キリスト教主義に基づいた国際人の育成。これが本学園の設立の目的です。」

本学園創立者清水安三は、同志社大学神学部を卒業後、1917年、日本人宣教師第一号として組合教会からキリスト教牧師として中国に派遣されました。
二年後、中国北部をおそった大干ばつにより、多くの子供たちが飢えに苦しんでいる惨状を目の当たりにした清水は、北京に「災童収容所」を開設し、799人の幼い命を救いました。
そして貧しい農村の子供たちが教育の機会を持たない事に心を痛め、1921年5月、北京の朝陽門外に生徒24人を集めて崇貞平民女子工読学校(後に崇貞学園と改名)を設立し、本格的に教育活動を始めます。これが現在の桜美林学園の源です。崇貞学園は日本、中国、朝鮮半島の子供たちが分け隔てなく、それぞれのアイデンティティが大切にされる中で、約700人の生徒が学ぶ学校として発展しました。

清水は、崇貞学園の教育活動が軌道に乗り始めた3年後、アメリカ・オハイオ州のOberlin Collegeに留学。ここでOberlin Collegeの名の由来である、フランス・アルザスの牧師であり、教育者であったジャン=フレデリック オベリン(J. F. Oberlin 1740-1826)の教育思想に出会います。桜美林学園が今も学園のモットーとして大切にしている「学而事人」(学びて人に仕える)の教えは、このオベリンが提唱した“Learning and Labor”の思想と重なるものです。

崇貞学園は日本の敗戦により中国政府に接収となり、清水は無一文で日本へ引き揚げ、戦争で荒廃した現在の地で再び教育活動を再開することを決意し、1946年に桜美林学園を設立しました。
校名は、ジャン=フレデリック オベリンの教育の理念と実践を自らに重ね合わせ、当時校舎を取り巻いていた桜をヒントに、オ=桜、ビ=美、リン=林と当てはめ、「桜美林」としました。どのような環境にあっても常に希望を持ち、国や人種を越えて人々の痛みを理解し、多様な価値観に対応できる人材を育てるために心血を注ぎました。
1921年、中国北京の地に蒔かれた一粒の種が、90年を超える時を経て、東京において成長し、幼稚園、中学校、高等学校、大学・大学院を擁する学園に発展してまいりました。崇貞学園として創設された学園はところを移し、名を桜美林学園と改め、形は変わっても清水の教育に対する思いは今も受け継がれ、10,000人以上の学生、生徒、園児が集う学園として発展しています。

桜美林学園の基本情報

スポット名 桜美林学園
TEL 042-797-2661
FAX 042-797-5894
住所 〒194-0294
東京都町田市常盤町3758
営業日
開校時間:
お問い合わせください
休校日:
お問い合わせください
HP http://www.obirin.jp/
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