これからの、高齢化社会において、慢性期医療への認識・期待はこれまでのものと大きく変わってきています。その中で私たちは重度慢性期医療を必要とする患者様、または要介護度の高い患者様とご家族に、安心で安全な毎日を過ごしていただきたいと日々願っています。

「されたい医療、されたい看護、されたい介護」

簡単な言葉ではありますが、理想としてこれほど難しいものはありません。しかしこれが私たち富家グループの理念であります。
当院のドアをたたいて下さった方々にはすべて満足していただける、そんなサービスを提供できるように、そして我々スタッフが、慢性期の病院を必要となったときにまず当院を選ぶ、つまり、私どものスタッフ、それぞれ自分がされたいと思う医療、看護、介護を行うことを心がけております。
私たちは、そのためにできると思われる最善の医療環境を整えるための努力を続けてまいります。

理事長・院長 富家 隆樹

■リハビリテーション
起床から就寝まで、一人ひとりの毎日の生活を大切にしています。

理学療法士、作業療法士、言語療法士の専門スタッフが、中枢神経疾患（脳卒中・パーキンソン病など）、整形外科疾患（骨折・変形性関節症など）、廃用症候群等のリハビリテーションを行っています。機能や能力の維持・改善ばかりでなく、日常生活活動の向上、更には復職・復学等の社会参加を目指した練習を行い、地域社会との連携を重視し「自分にあったリハビリテーション」を提供させていただきます。

■人工透析
最新設備と手厚いサポートで、患者様にご負担が極力ないよう努めています。

平成16年9月、本館より現在の新館１F に移転しました。 これに伴い、車イスやストレッチャーからベッドへの移乗がしやすいようにベッド間を広くし、新しい透析機器や検査機器等を導入しました。
また明るく広くなった透析室には全ベッドに地デジ対応テレビを設置しました。ベットに横になりながらの視聴でも疲れにくいアーム式ですので、4時間の治療時間をリラックスして過ごしていただけます。 糖尿病の患者様や閉塞性動脈硬化症には定期的に足を見せていただき、必要に応じて光線治療やLDLアフェレーシスの治療も行っています。
安全で快適な透析室を目指して、日本透析学会等の学会にも積極的に参加し自己研鑽に努めています。
長期入院透析の患者様・ご家族の方々が安心して透析療法を受けていただけるようスタッフ一同『安全で快適な透析室』を目指して頑張っています。

■訪問リハビリ室
訪問リハビリなら、住み慣れたご自宅で質の高い施術をお受けいただけます。

≫対象者
介護保険で介護認定を受けている方。通院、通所リハビリの利用が困難な方。
≫サービス内容
・退院直後の不自由さを軽減するリハビリ 運動・高次脳機能回復、日常生活動作指導 介助法指導、生活環境改善のアドバイス
・療養生活を快適にするリハビリ 呼吸法指導 床ずれや血流障害を防ぐ良い姿勢の設定
≫料金
介護保険を使用し1割負担です。 詳細はお問い合わせください。
「訪問可能エリア」 ふじみ野市内。 上記以外でも当病院近隣でご希望の方は、ご相談ください。

利用者様やそのご家族にとってより良いリハビリテーションとは何かを共に考え、さらには他事業所との連携も密に図り、在宅ならではのリハビリテーションを提供しています。人間力に溢れたスタッフが、笑顔や元気、真心を添えて訪問します！

■医療相談連携室
患者様とそのご家族ひとりひとりの声に専門相談員がじっくり耳を傾けそれぞれの不安や悩みを解決できるようサポートいたします。

医療ソーシャルワーカー（MSW）とは、病気や怪我がもとでおこった経済的・社会的・心理的な不安など様々な生活上の問題について相談を受け、患者様、ご家族様が問題解決できるよう援助する福祉の専門家です。
当院では、患者様やご家族様のお力になれるよう、また安心して療養していただけるよう、5名のMSWを配置しており、当院を利用されている全ての患者様のご相談をお受けしております。入院中の患者様につきましては、各担当MSWが相談窓口となって社会的・医療福祉的な側面からの支援を行い、入院から退院までのケアコーディネートを行っております。