はじめまして。大学病院、北九州の病院で皮膚科の研鑽を積み、このたび、こばやし皮膚科クリニックを開院することとなりました。地域の皆様のお肌のかかりつけ医になれるように努力してまいります。皮膚のトラブルは些細なことでも自分自身にとっては大変な苦痛であることが多いと思います。 軽重にかかわらずご気軽にご相談ください。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

院長　小林　順一　（Junichi Kobayashi MD, PhD）

■皮膚科で治療を行う病気
皮膚科では、皮膚にできた病気、皮膚の変化について、診療をおこないます。爪や毛の異常も皮膚病の中に含まれます。けがや虫さされ、ひどい日焼け、頑固な乾燥肌、ウオノメ、巻き爪、脱毛症、アザなども皮膚科で治療を行う疾患です。

・主な皮膚疾患と対応
アトピー性皮膚炎、蕁麻疹、アレルギー性皮膚疾患

原因、増悪因子の検索から外用や内服治療、スキンケア指導を行います。

・乾癬などの皮膚科慢性疾患

患者様それぞれの病態、病勢に応じた治療方法を提案します。

・皮膚良性腫瘍

ホクロやアテロームなどの良性小腫瘍の切除、イボに対する凍結療法など行っています。

・皮膚悪性腫瘍

原則として日帰り手術で根治可能な上皮内癌に対して治療を行っています。種類、病勢や進行度に応じて必要であれば、 入院施設がある総合病院などへの迅速な治療依頼をいたします。

■レーザー治療
当院のレーザー装置

ALEX LAZR（キャンデラ社製）
このレーザーはQスイッチアレキサンドライトレーザーで、alex 2.jpg皮膚に黒色や褐色の色を与えるメラニンという色素に対して選択的に吸収される光を出す装置です。この光を１億分の5秒という超短時間発射して周りの組織を傷つけることなくメラニンだけを選択的に熱破壊します。以下の疾患については保険適応があります。

太田母斑：顔面にできる青色～茶色のアザ
異所性蒙古斑：臀部以外の蒙古斑
外傷性刺青：事故やケガで生じた異物刺入による色素沈着

老化に伴ってできる“シミ”にも同レーザーの治療を行っています。ただし、シミの種類によっては悪化するケースもありますので専門医の診断が不可欠です。保険適応外の治療に関しては美容皮膚科診療の項目をご覧ください。

■スキンケア指導
皮膚科医は、皮膚のスペシャリストです。当院では、治療の補助や予防としてスキンケアを位置づけており、アドバイスしております。
スキンケアの３本柱は、皮膚（毛、爪を含めます）を清潔に保つこと、皮膚を保湿しバリア機能を高めること、皮膚を紫外線の害から守ることです。それぞれの皮膚の状態に応じて、健康的な皮膚を取り戻すために有効なスキンケア指導を行います。

■保険外診療
保険で認められない治療を含む診療を、保険外診療といいます。例えば、円形脱毛症は保険治療が受けられますが、男性型脱毛 AGA（いわゆる若はげです。すみません。）の治療は保険で認められていませんので、診療費、薬代が保険外（自費）となります。
通常の保険治療は、診療にかかった費用のうち、自己負担分の０～３割を窓口で支払います。これに対し、保険外（自費）診療を受けた場合には、診療にかかる費用の全額を自己負担することになり、全て窓口で支払います。

■美容皮膚科診療
皮膚科には必然的に、シミ、くすみ、シワといった、加齢に伴って生じる皮膚の悩みの相談が向けられます。しかし、これらはあくまで老化現象なので、保険診療を行うことが出来ません。そこで当院では、健康的で若々しい皮膚を保つため、美容皮膚科診療を提案しております。清潔、保湿、紫外線防御というスキンケアの３本柱に加えて、キメを整える、美白、たるみの予防があります。当院では、さらに、シミ、脱毛にも対応できるよう、クリニック専用基礎化粧品の紹介、ケミカルピーリング、光治療、レーザー治療を行っております。