お客様から、どうしてこの店は「キエフ」という名前なのですかとよく聞かれます。
創業者の私の亡父加藤幸四郎は、旧満洲（今の中国東北部）のハルビンで青春時代を過ごして、ロシア語を学び、ロシア文化に親しみました。これが縁で、1957年に、東京で「スンガリー」というロシア料理店を始めました。
父が郷里の京都に店を創業した1972年に、京都市とウクライナのキエフ市が姉妹都市となりました。
この二つの都市は共に、元々首都が置かれたことがあり、古い歴史にはぐくまれた、緑豊かな町だからです。
京都市の薦めもあって「キエフ」と名づけたのです。
こうして、ささやかではありますが、この京都の地で歴史を刻むことが出来ましたのも、ひとえにお客様のご愛顧とご支援の賜物であり心から感謝申し上げます。

ロシア料理に馴染みの少ない方が多いことでしょう。それでもボルシチやピロシキはご存知と思います。
他にも多彩なメニューを用意しています。季節ごとの京野菜も取り入れています。
きっと好きになっていただけると思います。

スラブ文化圏ではグルジアやウクライナのワインは世界でもよく知られています。
グルジアはワイン発祥の地だと言われています。ワインに加えて、ウオツカやロシアビールもお楽しみ下さい。
夏には（5月下旬から9月半ば）屋上でビアガーデンは開きます。
京都の山や川を眺めながら、ジョッキを傾ける味はまた格別です。
場所は四条京阪から直ぐの所にあります。鴨東ビルの6階です、四条大橋からもよく見えます。
ご来店を　心よりお待しています。

代表取締役社長 加藤 幹雄拝

・キエフのコンセプト
1972年、ロシアレストラン　キエフは、京都市とキエフ市とが姉妹都市になった事を記念して誕生しました。

・温かさとヘルシーさを大切に。
ロシア料理は、洗練された欧風料理の流れを汲みながら、ロシアならではの家庭的な温かさを併せ持つ料理です。最近では　その栄養のバランスの良さで　長寿食としても注目されており美味しく安心してお召し上がりいただけるよう努力しています。

・リーズナブルなメニュー作り。
時代の要求は、量よりも質、重いものよりも軽いものへと変わっています。
『レストラン　キエフ』では、ロシア料理をベースにしながら季節ごとの京野菜もふんだんに使い、常に新しい味わいと出会うことができます。

・文化や人の交流を大切に。
『レストラン　キエフ』は、ただ料理を提供するだけでなく、文化や人の交流の拠点でありたいと願い、『キエフ倶楽部』を中心に、各種の催しを行い、世代を超えてお客様同士の交流の輪を広げています。

・さまざまな楽しみ方に対応
6階レストラン、夏季には屋上ビアガーデン。レストランは2タイプのパーティルームもあり楽しみ方は自由です。

【コーズメニュー】
■ベスナーコース ￥5,400(税込)
（1）ザクスカ(前菜盛り合せ)ブリヌィ（ロシア風クレープ）添え
・ケタ・セリョートカ・カルバサ他
（2）グリブィ(きのこのクリーム煮壺焼き)
（3）ボルシチ(ウクライナ風スープ)
（4）仔牛の骨付き肉のロースト 赤ワインソース
（5）カプスタ(キャベツ)サラダ
（6）自家製ロシアパン
（7）本日のデザート

■ロシアスペシャルコース ￥8,700
（1）前菜盛り合わせ(キャビア・イエローキャビア添え)
（2）本日のスープ (写真はボルシチ)
（3）白身魚の柚子香きのこソース
（4）特選牛フィレ肉のステーキ
（5）カプスタサラダ
（6）自家製ロシアパン
（7）ロシアンティー
（8）日替わりデザート

【ランチメニュー】
■Aランチ（グリビィ・セット）\1,250
・ボルシチ
・ピロシキ
・カプスタサラダ（きゃべつのサラダ）
・グリビィ（きのこのクリーム煮壷焼き）
・ロシアン･ティー