皆様は「歯科医院」に倒してどんなイメージをお持ちですか？
「こわい」「痛い」などなど・・・。 マイナスなイメージですね。

これらは歯が痛いから歯医者に行くという行動パターンによるものです。
早期発見、早期治療は病院の基本ではありますが、これを一歩前進させて予防のために歯科を受診されてはいかがでしょうか？
痛くなる前に、痛くならないために定期的に受診されることをおすすめいたします。
歯科の２大疾患といえば、「虫歯」と「歯周病」ですが、 どちらも予防が可能です。 「虫歯」は丁寧な歯磨きとフッ素による歯質の強化、「歯周病」は丁寧な歯磨き・歯石除去とメタボリックシンドロームの予防・改善です。
丁寧な歯磨きなら毎日やってるよといわれるかもしれませんが、 自己流の磨き方では磨き残しが見られます。
歯科衛生士によるブラッシング指導を受けてみてください。

当クリニックでは、安心して治療を受けて頂けますように、 感染予防に力を入れております。

歯科領域において、患者様の治療に使用された器具は、 機材には、血液、組織片、歯や金属等の削除片など、 人間の目で「確認できる汚れ」と「確認できない汚れ」が付着しています。
これらの汚れを徹底的に除去し、滅菌工程にすすまないと、 二次感染や交差感染の危険性があります。
当クリニックでは、一次洗浄→二次洗浄→滅菌工程を経て 医療レベルでの予防を行っております。

またこの度あたらしく微酸性電解水生成機を導入いたしました。
微酸性電解水とは、殺菌・カビ菌・ウイルスを除菌・殺菌します。

●歯並びは見た目だけの問題ではありません
虫歯の治療やはもちろんですが、お子さんの歯並び大丈夫ですか？
日本でもようやく歯並びに対する意識が高くなりつつありますが、欧米やヨーロッパに比べるとまだまだ歯に対する意識は遅れているといえます。
見た目の問題だけはありません。歯並びは実は健康に影響してくるのです。

●悪い歯並びが及ぼす体への影響
（1）虫歯や歯周病になりやすい 歯並びが悪いと、"歯と歯の間"や"歯と歯ぐきの隙間"に歯ブラシをきちんと当てることが難しく、磨き残しを作ってしまいます。
時間が経つと磨き残しは、"プラーク"（歯垢）とよばれる細菌のかたまりになり、虫歯や歯周病の原因となります。
虫歯や歯周病が悪化すると、炎症を起こして痛みを伴い、歯を抜かなければならない事態になることがあります。

（2）胃腸障害を起こしやすい よく噛めば唾液がたくさん分泌されます。
唾液の中に含まれるムチンは 食べ物に粘り気を与えて滑らかにし、口の粘膜や舌が傷つかないように保護してくれます。
さらに唾液の中には消化酵素が含まれており、食べ物を分解して胃腸に送り出します。
歯並びが悪くてよくかめないと、唾液も胃腸も分泌が少なく、胃腸の負担は相当大きくなります。
食べることは基本です。これがしっかりできなければ、一日のエネルギーはわいてきません。
子供が健康に育つのも丈夫な歯と胃腸があってこそなのです。

（3）顎の発達が遅れてしまう 何本か歯が飛び出している出っ歯などの不正咬合がみられる場合に、口元にしまりがなくなり、
見た目の美しさや印象に影響を与えます。
また、あごや口の周りの筋肉の成長や発育不足によって不正咬合や、上下のあごにズレが生じ、顔の左右が歪んでしまうことがあります。

（4）姿勢が悪くなる 歯並び・かみ合わせの悪さは、身体全体のバランスにも関係し、頭痛・腰痛・肩こり・めまいなどを誘発するおそれがあります。

（5）顎関節症の原因にもなる 噛むときにあごにかかる力が均等に分散されず、あごの関節への負担が大きくなり、
「口をスムーズに開けることができない」
「口を動かすと耳の辺りがカクカクと音がする」
「噛んだときに、あごの関節や周りの筋肉が痛む」
などの症状が現れる"顎関節症"が引き起こされるリスクがあります。

（6）滑舌が悪くなる "歯と歯の間"に隙間があると、空気が抜けて話しづらくなることがあります。
また、ガタガタの歯並びであると、舌の動きが制限され、発音の悪さに影響がみられます。
具体例をあげると、日本語ではサ行やタ行が言いにくくなり、英語ではsやzなどの発音が言いにくくなります。

（7）心理への影響 口元が気になりコンプレックスを持ち、精神的に影響を与える場合があります。