昭和55年1月15日、当院は誕生しました。
脳神経外科の専門医療機関として、当時としては最も先端的な機器であったCT（コンピューター断層撮影）を備え、大変張り切ったスタートでした。
職員は、院長初め総勢8名でした。専門性を保ちながら、地域にしっかり根差した地域医療の担い手として頑張って来ました。
この間、時代は大きく変化し、以前から言われておりました少子高齢化の波が現実のものとなって来ました。当院に対する地域社会の要請も変化して参りました。
これに応えて、平成8年に老人保健施設「メディトピア小諸」を開設しました。
同時に、「訪問看護ステーション泉」、「ヘルパーステーション柳橋」等を次々に立ち上げて来ました。
又、平成14年4月には、認知症老人の共同生活を支援する「グループホーム柳橋」を開設。平成15年4月には老健に認知症専門棟（50床）を増設。
平成18年4月には「宅幼老所いずみ」を開設いたしました。職員数も160名を越える大所帯となりました。

介護保険が始まり、医療と福祉の両面に対し、トータルとして対応可能な、現代の多様なニーズに対応出来る組織に発展してきております。
「柳橋脳神経外科」は、これらのいくつもの施設の中枢、核として、常に患者さんの立場に立った、きめの細かい医療を実践して行きたいと考えております。

院長 柳橋　萬之

■若年者向け通所リハビリテーションのご紹介
この度、メディトピア小諸の通所リハビリテーションとして若年の方を対象としたサービスを始めました。
内容としては、書道、陶芸、園芸などですが、あなたがやりたいと思っている活動がありましたらご相談下さい、また、何かやりたいけど一人では始められない方、既存の通所サービスでは何か物足りないと思っている方に、活動の場を提供し、個別のリハビリテーションを行い、皆さんの生き方を支援していきたいと思っています。
御希望の方は担当ケアマネージャーに御相談の上、下記連絡先まで御連絡下さい。

■施設の目的
介護老人保健施設「メディトピア小諸」は、文化と歴史の街、小諸市の郊外にあります。「水と緑と人と」をテーマに設立され、回遊式の池と小川を配した庭園の中に、静かなたたずまいで存在しております。
老人保健施設では、病状が安定しているが家庭での介護が困難な老人の方々を対象に、治療、機能訓練、食事・入浴の介助等を行います。
当施設は、脳神経外科専門の医療機関に併設されているため、主に脳卒中や認知症の方々を対象に、積極的な対応をして参ります。
そして、入所された方々が意欲的に療養に励んで頂けるよう、また、療養を通して家庭での生活に復帰出来るよう、お手伝い致します。

■ヘルパーステーション柳橋は、寝たきり・認知症・心身の障害等のため日常生活上困っているお年寄りやその家族の方々のために家庭を訪問して家事や身体の介護などをお世話いたします。
■また、柳橋脳神経外科へ通院・入院されている方や、老人保健施設メディトピア小諸のデイケア・入所を利用されている方のアフターサービスの一環としてもお気軽にご利用頂きたいと思います。

＜サービス内容＞
＊家事援助サービス
掃除、洗濯、食事作り、買い物
＊身体介護：介助サービス
食事の介助、おむつ交換などの排泄の介助、衣類・シーツ交換、車椅子、通院、外出、清拭、入浴等
＊その他のサービス
相談、助言など

宅幼老所いずみでは、一人ひとりが家庭的な雰囲気の中でのんびりと 安心して過ごせる 家づくりを目指しています。
また、高齢者と子どもたちとの交流の場も併せて提供し、地域で生活する人々が、子供も大人も高齢者も気軽に立ち寄れる宅幼老所として存在できればと考えています。

■通所介護・通所予防介護
＜サービス内容＞
介護保険制度による小規模型通所介護（9：00～16：30）午後4時半以降もご利用いただけますので、ご相談下さい。
・日常生活援助
・入浴サービス
・機能訓練（家事動作訓練、日常生活動作訓練、集団レクリエーション）
・送迎
・食事
・その他サービスにつきましてはご相談に応じます。
■緊急宿泊支援事業
※小諸市在住の当事業所利用者に限る。
■保育サービス
＜サービス内容＞
・1日預かり（9時間）
・時間預かり（1時間～）

～バランスのとれた食事を年中無休でお届け～
配食センター柳橋では、365日・毎日お弁当をお届けします。
高齢者の方で食事を摂ることが困難な方や、糖尿病や心臓病、腎臓病等の方に治療食も
提供しております。
また、小諸市の助成事業を受け、お弁当を配達する際に、独居の方等の安否確認もしております。
どうぞお気軽にお問い合わせください。

グループホーム（認知症対応型共同生活介護）は、介護保険法では、居宅介護サービスに位置付けられ、「認知症性高齢者が小規模な生活の場で、小人数（5～9人程度）を単位とした共同居住形態で、食事の支度や掃除・洗濯などをスタッフが利用者と共に共同で行い、一日中家庭的で落ち着いた雰囲気の中で生活を送ることにより、認知症の症状の進行を穏やかにし、家庭介護の負担軽減に資すること」にあります。
認知症は、誰もが歳をとり、老いていくようにけっしてめずらしいことでも特別なことでもありません。
その人らしい当たり前の生活を保証しようというノーマライゼーション理念を基に、私たちグループホーム柳橋は、　
●人としての尊厳を重視する
●自立を支援する
●プライバシーを尊重する
●地域の中で自由な生活を支援する
●家庭的な楽しい雰囲気の中で役割を持つ
を理念に揚げています。