脳神経外科専門医を始め、専門チームやスタッフによる急性期脳卒中の早期治療、手術、早期リハビリに取り組み、救急患者さんも多く受け入れています。1.5テスラMRI3台、64列CT、PET/CT、血管撮影装置などの医療機器を備え、放射線医師2名体制による画像診断専門病院としての役割もはたしています。
脳ドックによる脳卒中の早期発見を行ない、PET/CT健診センターや乳がん診断を中心とする画像センターも開設し、がんの早期発見にも力を入れています。また、出張健康講座を開設し、地域の方々に対する脳卒中の予防活動も積極に取り組んでいます。
介護部門では、通所リハビリテーション、訪問看護・訪問リハビリステーション、居宅介護支援事業所を併設しております。

【脳神経外科】
脳神経外科では、主に脳血管障害（くも膜下出血、未破裂脳動脈瘤、もやもや病、内頸動脈狭窄症、脳出血、脳梗塞、脳動静脈奇形など）、脳腫瘍、頭部外傷、機能的脳神経外科疾患（三叉神経痛、顔面痙攣など）を扱っています。また、脳梗塞や脳出血などの原因となる高血圧や脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病の加療も併せて行っています。

【神経内科】
神経内科は、脳・脊髄をはじめ末梢神経、骨格筋の病気を扱うところです。
当院では主にパーキンソン病や脊髄小脳変性症等の変性疾患や、多発性硬化症などの免疫性疾患をはじめ、物忘れや認知症に対する診断、治療などを行っています。

【放射線科】
当院で撮影したCTやMRI、PET/CTなどの画像を放射線診断専門医が読影してレポートを作成し、御紹介を頂いた先生方や連携先の先生方へ報告をしています。また、脳神経外科や神経内科と連携し、より精度の高い画像の読影に取り組んでいます。

【リハビリテーション科】
脳血管疾患を発症した方の機能回復、変性疾患などの方に対する機能維持などを目的としたリハビリテーションを行っています。また、認知症などに対する高次脳機能検査なども行っています。