【 ■ 基本理念 】
当院は、地域に根ざした、質の高い良質な医療、信頼される医療、思いやりのある医療をめざします。

【 ■ 基本方針 】
＊ 生命と人権の尊重と、人間愛とを基本とし、常に医療水準の向上に努め、高度な医療を提供します。
＊ 理解と納得に基づいた患者さま中心の医療に努めます。
＊ 地域医療機関として、良質な地域医療・救急医療を提供します。

【 ■ メッセージ 】
病気を治すのは患者さん自身です。私たち医療従事者はあなたの身体に合った方法で治療方針を立て最善の努力をいたしますので、あなたも積極的に参加して一緒に病気を治していきましょう。
ご意見、ご希望などがございましたら何でもお申し出下さい。
全てのご要望がかなうとは限りませんが最善を尽くすことをお約束いたします。

京都の北山に源流を持つ鴨川は、北東にある比叡山から流れてきた高野川と今出川で合流し、そこからは京都市内のほぼ中央を南に向かって流れています。鴨川と高野川の合流地点の北側には世界遺産のひとつでもある下鴨神社があります。京都下鴨病院はその下鴨神社の北側に位置し、高野川の西沿いで北大路通りに面した、静かな住宅街の中にあります。
病院からは、北山、比叡山、東山や五山の送り火で有名な大文字、妙法が一望できます。

京都下鴨病院（前船越病院）は、1959年の設立以来、地域医療、救急医療に携わってきました。
1994年からは整形外科医療を中心に、地域医療だけではなくスポーツ整形、関節リウマチ、関節外科の専門的治療にも力を注いできました。

医学、医療は常に進歩しています。診断学に関してはMRI、超音波検査装置などの医療器械の進歩により、治療学に関しては新しい薬剤の開発や種々の手術器械の改良、開発などにより臨床医学は進歩してまいりました。高度な医療を提供していくためには医師をはじめ医療に携わるスタッフ全員が常に勉強して新しい知識を吸収し、それを実行していくことが大切です。医療制度は善きにつけ悪しきにつけ毎年どんどん変わっています。

朝令暮改の医療制度に左右されることなく、京都下鴨病院はこれからも日々努力して医療水準の向上に努め、質の高い医療、信頼される医療、思いやりのある医療を目標に、地域に根ざした病院として進化していきたいと考えています。

理事長 船越 肇