本院は「誰もが安心して暮らせる地域社会の実現」へ向け、平成10年10月1日に開設されました。
以来、皆様の毎日の暮らしのそばにあって医療や介護の分野でさまざまなサポートを模索し、取り組んで参りました。
今後も皆様の健康と豊かな人生へのお手伝いが出来るように、そしてこの八重山に必要とされる医療サービスを時代の変遷に応じて提供できるように、私たちは今後も常に学び続ける集団でありたいと考えています。
奨学金制度や研修制度などを設け、医療人の育成にも積極的に取り組んでいるところでございます。
また、身近でより受けやすい検診事業を提供させていただき、これからも皆様の健康維持と安心のために役立ちたいと考えております。
地域における関係の医療機関とも密に連携しながら、病気の予防と医療、看護、介護に貢献できるよう職員ひとりひとりが責任と自覚をもって努力することをお約束いたします。

院長 橋本 孝来

＜診療科＞
・神経内科…………めまいやしびれふらつきなどある時に（予約制）
・循環器科…………胸が苦しい、脈がとぶ、心臓や血圧の異常を指摘された時に
・消化器科…………胸焼けや下痢、胃痛の時に（胃カメラ・大腸カメラあり）
・糖尿病外来………血糖値が高い、インシュリンの導入、栄養指導の必要な時に
・耳鼻咽喉外来……耳が聞こえにくい、鼻や喉の調子が悪い時に
・乳腺外来…………胸のしこりや違和感などのある時に
・整形外来…………肩や腰、膝の痛みスポーツなどでの怪我の時に
・リハビリ外来………怪我や病気による障害の改善や機能の維持の必要な時に
・一般内科…………風邪をひいた、熱があるなど調子の悪い時に

＜外来診療＞
受付はなるべく外来終了30分前までに御済ませください。（神経内科は予約制です。）
禁煙外来、睡眠外来もございます。一般内科の時間帯にお越し下さい。
小児及び時間外の救急外来は対応していません。暴風警報発令時は休診となります。

＜病棟＞
・急性期病棟………肺炎などの感染症や慢性疾患の急な悪化、大腸カメラなどの診断、その他、他院からの紹介など
・療養病棟…………急性期の治療後も引き続き入院による医療行為の必要な時、慢性疾患にて常に医療を必要とする時
・リハビリ病棟………脳卒中や骨折、手術など集中的なリハビリテーションを必要とされる時

＜1日の流れ＞
6:00 ― 起床
8:00 ― 朝食
10:00 ― 検温
12:00 ― 昼食
14:00 ― 巡回
18:00 ― 夕食
21:00 ― 消灯

八重山地域の中では最もスタッフの多いリハビリテーション科です。
入院、外来でのリハビリを実施し、特に回復期病棟では365日体制を整えています。
またリハビリ室での機能訓練だけでなく、必要に応じて家屋を訪問し、動作指導やご家族に対する介助方法を指導したり、住宅改修のアドバイスを行い、退院後の生活を支援していきます。

・PT(理学療法士)
力をつける運動や関節の動きを良くする運動、寝返りや起き上がり、立ち上がりなどの基本的な動作や歩行の訓練を行います。痛みに対し温熱や電気などを使うこともあります。

・OT(作業療法士)
手工芸などの作業を通して細かい手の操作を練習したり、食事や着替え、歯磨きなどの日常動作や家事動作の練習、認知機能訓練、高次脳機能訓練等を行い生活動作の支援をします。

・ST(言語聴覚士)
「言葉が出難い」「聞いた事の理解が出来ない」などの失語症や、「呂律がまわらない」などの構音障害、高次脳機能障害などでコミュニケーションに支障をきたした方への練習を行います。また「飲み込みにくい」などの嚥下障害には、嚥下機能検査（嚥下造影検査（VF）など）の評価など安全においしく食事をできるように支援を行います。